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マーラー版のベートーヴェンシリーズ

これはちょっと見過ごせない新譜がリリースされます。
マーラー版による交響曲第3番、第5番、第7番、第9番、管弦楽曲集 マイケル・フランシス&ラインラント=プファルツ州立フィル(3CD)<6月21日発売!>

マーラー版のベートーヴェンを網羅した画期的アルバムが登場します。これは貴重ですよ。

ベートーヴェンは完成させたものの納得のいってない妥協した作品があります。
特に管弦楽、オーケストレーションの問題で、当時の楽器の制約(音程、音域など)で妥協せざるを得なかった代表的なものとして、交響曲の英雄の中で、トランペットでメインメロディを紡げたかったものの、木管楽器で代用せざるを得なかった箇所などがあります。

今回のものは再アレンジというより、楽器の補強、代替などがメインで一聴では気が付かない部分も多いとのことですが、細かな演奏指示も書き込まれていたり、ベートーヴェンが諦めた楽器での演奏を復活させたり、また金管楽器の改良や用法の変遷に伴って、かつては音が出なかった旋律が足されたり、高すぎる音を下げるといった処理も行われているとのこと。

この解説読んだだけで、「おお、ぜひ聴いてみたい」と思わせるものでした。

試聴と各販売サイトはこちら↓↓↓

宣材映像もあります。

ベートーヴェン好きな人、是非手に入れておきましょう!

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