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Vtuber生配信でのトラブルって?

※画像は一例です。
Vtuberの配信部屋は素晴らしいところだ。みんなが「あの人の配信やツイッターが好き」という共通の感覚の元、ひとつに集まっている。
みんなでわちゃわちゃしているあの空気は、小学校の昼休みに友達とドナルドやムスカ大佐の雑談をしていたアレと同じだ。

しかし、時には良くないトラブルが起こる。いや、割と頻繁に起こる。
最初は些細な違和感だったものが次第に大きくなり、リスナーの怒りや困惑は可視化される。こんな時どうしたらいい?事前にどう気を付ければ防げる?

ここで一つ、紹介したい動画がある。

今回の問題を考えるきっかけをくれた人

この問題を考えさせるきっかけを与えてくれたのは、意外にもVtuber本人だ。名前はリア。私が彼女の存在を知って配信に顔を見せはじめてまだ数週間しか経ってない。

しかし、6月22日の下記の配信において深い感銘を受け、Vtuberリスナーのマナーについて思いを巡らせるに至った。

Vtuberは荒らしにどう対応する?

これは本当に人(いや、ヒトならざるものもいるかもしれないが)それぞれだ。

基本的にVtuberは荒らしに関してそこまで反応することはない気がする。コメント欄に荒らしが湧けばこっそり削除・BANするし、Twitter上での中傷はスルーする。
以前潤羽るしあの配信に海外勢からの荒らし連投コメが入った時は、「キミのことBANしちゃうよ?」と警告していたが、基本的には「やんわりと、それなりに」がモットーだ。確かにそれでいいだろう。
Vtuberは非常に多くの人に影響を及ぼす存在なので、ある程度「博愛主義」的な方針が求められる。

今回のリアの「配信マナー&自己紹介配信」が特別だったのは、Vtuber自身が視聴者のマナーについて明確に意思表示したことだろう。
本人は「少しキツい内容があるかもしれないが」と念を押していたが、実際には適度な感覚で冷静に問題をまとめることができていたと思う。

具体的にどんなことがトラブルの元になるのか、以下まとめてみる。

自分本位なコメント

Vtuberの醍醐味の一つを、「配信者に自分のコメントを拾われる事がある」として捉えている人は多いだろう。
確かに画面の向こうの自分が好きな人が自分のコメントに言及してくれたら嬉しい。しかし、その感情は時として暴走してしまう可能性がある。

その一例が、「自分本位なコメント」だ。配信に関係ない自分語り、「○○ちゃんと結婚したい」「結婚して」といったコメントを連投する行為がたまに見られる。これは他の視聴者が見ても気分は良くない。
第一、このようなコメントを送っているリスナーはVtuberの配信に集中できていない。興味が失われているだろう。
おとなしくキャバクラにでも行ってくれ、と思う人も多いと思う。

指示厨

先述の自分本位なコメントに似ているが、この界隈には「指示厨」というスラングがある。これはVtuberに対して「あれやって」「これやって」という指示コメントを送りまくる人を指す。

指示厨はゲーム実況配信に多そうなイメージがあるが、意外にも「歌枠」や「雑談配信」にも多い。歌枠ではひたすら配信が終わるまで「あれ歌って」と言い続ける人がいる。

また、雑談枠ではVtuberにセクシーな声や仕草を要求する連中が大量発生してしまう事案がある。これではもうセクハラおじさんの溜まり場だ。
リスナーの実年齢層がいくつだか知らないが、まだ大学1年生の私には刺激が強すぎる。キャバクラにでも行っとけ(二回目)

スパチャ荒らし

これは金銭が絡んでくるため何とも難しいが、この世界ではスパチャをたくさん送ると荒らしとみなされる事がある。

スパチャはいわゆる「コメント付きの投げ銭システム」である。

Vtuber界隈ではスパチャは「リスナーからの大切な贈り物」ととらえる傾向が強く、これはとてもありがたいことだ。
ゲーム部プロジェクトのメンバーはスパチャにきちんと優しく返事をしてくれるし、ホロライブの潤羽るしあは「スパチャお礼枠」を動画配信後に設けてくれるほどである。

しかし、スパチャは「配信の流れを阻害してしまう」という大きな副作用がある。

この界隈ではたまに、コメント欄に一万円以上の高額スパチャを連投する人が現れる。

こういうことがあると、当然Vtuberは反応せざるを得ない(高額だし)。
また、あまりに金銭感覚が狂ったような振る舞いに困惑して笑いながらあたふたしてしまうVtuberもいる。
なにより、視聴者からしたらドン引きだ。
ここで勘違いしないでほしい事は、別に高額スパチャを連投している人に嫉妬しているのではない。
常軌を逸脱した振る舞いを平然と行う人への困惑に他ならない。

Vtuberはあくまであなたの人生の支えであって、あなたの人生そのものと言うのは難しいと思う。(もちろん、ごく一部には人生そのものだと断言できる人はいるだろうし、そのような事業に携わることを目指しているなら別だが)

なにはともあれ、ご利用は計画的に、ですね。

ただの荒らし

荒らしに走ってしまうほど精神状態が荒廃した方々を見るのは心苦しいが、普通にコメント欄を暴言で荒らす輩は存在する。これに関しては、Vtuber本人が逐一BANしたり、有志のモデレーターを雇うしかない。
しかし、Vtuberでは意外にも荒らしは湧きにくい気がする。これもひとえにリスナーがそれなりに民度を保ってくれている努力の賜物だろう。
ただ、ヒトによってはもう少しこうなってくれたらもっといいのにな、という人がいるのでその辺は本人の善意に期待したい。

おわりに

いかがでしたでしょうか。Vリスナーの先輩の方々、これで大体合っていますでしょうか。

このnoteをはじめて、Vtuberの光と影といいましょうか、そんな面に触れることが増えていることは自覚しております。
しかし、Vtuberがどんどん好きになるにつれて、いろいろなことを学習してしまう訳でして・・・。

それも含めてVtuber市場の特徴ととらえて、うまく共生したいと思います。






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