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子供の寝かしつけを理屈から考える

娘が産まれてから、あっという間に2ヶ月がたちました。
親になってみてはじめて、世のパパママの苦労を知りました。
想像以上に大変で、幸せといらだちの振れ幅が過去一の2ヶ月でした。

激動の2ヶ月間を振り替えるのはまた別の機会にするとして、
今回は、”子供の寝かしつけ”についてです。



私の娘は比較的よく寝てくれる子供で非常に助かっています(今も横で爆睡しています)が、それでも全然寝てくれないときはあります。

一生懸命抱っこしても、授乳してもらっても、オムツを変えても、寝るどころか泣き出す始末で、途方に暮れ、ストレスが溜まっていました。

赤ちゃんが泣いている理由を調べると、「眠いから」とでてきました。

”なんじゃそら、眠いなら寝てくれればいいのに”

と一ヶ月前の私は思っていました。


詳しく調べてみると、眠いから泣くのにも理由があり、これを知ったことでかなり気が楽になりました。
この情報が世のパパママの役に立てば嬉しいです。


”眠いから泣く”のはなぜ

自律神経の切り替えが子供はへたっぴ

結論から言うと、”子供は自律神経の切り替えが上手くない”、です。

みなさんは、”自律神経”と聞いてピンときますか?
聞いたことある方も多いと思いますが、説明してと言われると怪しい方も多いのではないでしょうか。

自律神経は、呼吸や血液循環などを無意識のうちに調整している神経のことで、自分の意思では動かせない神経のことです。

”血液循環するぞ!”と思って生きている人はいませんもんね。ちなみに自分で動かせるのは”運動神経”です。

自律神経は、さらに”交感神経”と”副交感神経”に分けられます。
交感神経は活動するときに働く神経で、副交感神経は休息やリラックスするときに働く神経です。

生活するなかで、この2つの神経は交互に働いて体を調整しています。活動時には交感神経が優位、リラックスするときは副交感神経が優位、といった感じに。

眠るときは交感神経と副交感神経の両方がぐっと低下しますが、交感神経の方が振れ幅が大きくぎゅんと低下するため、結果として副交感神経のほうが優位な状態になります。

大人でも寝るまえにスマホをベッドで使ったりすると、スマホのライトが交感神経が優位な状態にしてしまうため、眠りにくくなってしまいます。

子供の脳は、交感神経と副交感神経の入れ替わりが難しいため、その様子が派手に現れます。それが、寝る前の大泣きです。


大泣きしたらすぐ寝れる

じゃあ、子供はどうやって副交感神経を優位にするの?と思いますよね。

実は、大泣きすることで副交感神経の働きが高まります。泣いたら目が覚めそうなものですが、むしろ眠りに近づきます。なので子供が眠るためには、泣くことも必要だったということです。

もちろん、切り替えがうまい子供もいるので、そういう子は泣かずにすんなり寝てくれるかもしれませんが。

これがわかっていれば、

”なんで眠いのに泣くんだよー、こっちが泣きたいぜ”

だったのが、

”あー、こりゃ眠いんだな。頑張って泣いて早よ寝てもらお”

になるわけです。ここまで割りきれるかはわかりませんが、理屈がわかっている分、気持ちは楽かなと。


理屈がわかっていてもしんどいときの自分なりの対応策

とは言っても、やはり子供が泣いているのは精神的にしんどいですよね。
でも寝るためには必要なことでもある。どうしたものか。

最近、私は自分があやす担当のときは、だっこしながらイヤホンをして音楽を聞きながらあやしています。賛否はあるかもしれませんが。

泣き声以外の音が耳に入ってくるのは、かなり気がまぎれます。泣き声だけ聞いてると、理屈がわかってても気が滅入っちゃいますからね。

夜の寝かしつけがどうにもならないときは、安全なところで泣いている分にはちょっと放置して、ボルテージがあがってきたころにだっこしてあやすと、いい感じに寝てくれることが多いです。(効果は保証しかねます、あしからず)

他にも寝かしつけの時のコツをいろいろ調べて実践中なのですが、今回は長くなったのでこの辺で終わりにします。詳細は後日書けたら書こうと思います。

それでは、また。



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