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読書のこと

今日も早朝少し揺れた。大きな地震から1週間以上経つけど、まだ震度1、2程度の地震がある。防災リュックと靴はまだ枕元に置いたまま。もう少し置いておいた方がいいかな。

昨日は家から歩いて5分の所にある古本屋に散歩がてら本を見に行った。図書館で借りてもいいのだが、図書館まで車で15分くらいかかるのと、2週間以内に返却しないといけないというのがどうも落ち着かず、購入してしまう。無職生活になってからは本はあまり読んでいない。年を取って目が疲れてしまうが原因だ。なので、一つの話が5分くらいで軽く読めるエッセイを1冊、面白そうな物語を1冊購入した。前は1冊100円から安い古本が買えたのに、昨日行ったら一番安い本で140円になっていた。ここにも値上げの波が…仕方ない。
私は紙の本が好き。電子書籍も何冊か購入したが、しっくりこなかった。もともと本棚に本が並ぶのが楽しいので、それもあるだろう。
あと、本に関しては物語が多い。エッセイはたまにだった。でもこれからは目が疲れない程度に短編で気軽に読めるものも読んでいこうと思う。若かったころは自己啓発本なんかも購入したりしていたが、読んだところで全く自己啓発されない。それどころか購入して満足ということもよくあったので、もう自己啓発本は買わないつもり。

もともと高校を卒業するまでは本を読むという習慣がなかった。大学に入ったら周りに本を読む人が多く触発されて読むようになった。大学時代大好きだったのは宮本輝。錦繍という本が大好きだった。文通形式の大人の恋の物語だった気がする。

きっと本棚の奥の方にまだあるはず。あとは世代的には村上春樹などを読んでいた。ノルウェーの森全盛期の時代だった。内容は全然覚えてないど。

ここ十年くらい好きな作家さんは、有川浩さんと原田マハさん。特に原田マハさんの芸術系ではないやつ(芸術系は専門的でよくわからないので)。風のマジムが大好き。

私にとって本を読むことは、現実世界の嫌なことからの逃避、それと自分が行ったことのない、経験したことのない世界へ行けること。それが楽しい。無職生活をするにあたり、かなり本を処分したが、もう一度本棚を見てみようかな。捨てられないと思った本をこれから時間をかけて見直すのもいいかも。
音楽や本はその時代を思い出させてくれる。過去の音楽を聴くと私は結構な確率で辛かった記憶が呼び起こされるが、本はその時に感じたわくわく感が思い出されるので好きだ。

今日は雨だし、この後本読もうかな。

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