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心理的安全性の基本④

■チーム・企業の心理的安全性を測る方法

(1)心理的安全性を測る「7つの質問」

 心理的安全性を測定する方法として、エイミー・エドモンドソン教授が提唱した以下の7つの質問があります。ネガティブな回答が多ければ、チーム内で信頼関係が築けておらず、上述した4つの不安を抱えている可能性が高いと考えられます。

①チーム内でミスをするとたいていの場合、非難される
( はい ・ いいえ )

②チーム内では難しい問題や課題を互いに指摘し合える
( はい ・ いいえ )

③チームメンバーの中に、異質な個性を理由に挙げて他者を拒絶する人がいる
( はい ・ いいえ )

④チーム内でリスクの高い発言や行動をとっても安全だと感じられる
( はい ・ いいえ )

⑤ほかのメンバーに助けを求めることは難しい
( はい ・ いいえ )
 
⑥チーム内の誰もが、他者を意図的に陥れるような行動をしない
( はい ・ いいえ )
 
⑦チームメンバーと働く際、自分のスキルや能力が尊重され、仕事に活かせていると感じられる
( はい ・ いいえ )

(2)心理的安全性を示す「サイン」とは

同じくエイミー・エドモンドソン教授が提唱したものとして、心理的安全性が高い職場であることを示すサインがあります。
たとえば、心理的安全性が高い職場では、互いを尊敬している。不安なことがあってもメンバー全員で取り組むことができる。ありのままでいられる等、ポジティブな発言が多い傾向にあります。また、日頃からミスや失敗について率直な意見交換を行っている。常に笑いやユーモアがあることなども挙げられます。


 

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