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わかりやすい話し方5つのポイント

わかりやすい話し方には5つのポイントがあります。
 
(1)結論ファースト
相手が知りたいのは結論です。
最初に結論から切り出すと、わかりやすくてスッキリします。
報連相(報告・連絡・相談)の時短がはかれますから、タイムマネジメントにも有効です。
結論をなかなか言わないと、相手は「結局、何が言いたいのか?」、「要するに何?」とイライラしてきます。
 
(2)PREP法(結論・理由・具体例・結論)を使う
次の4つの頭文字から「PREP法」と呼びます。
Point    結論
Reason   理由
Example  具体例
Point    結論
この流れで話すと相手に効率よく伝わります。

埼玉工場調達部長と野村課長の会話でPREP法の活用例を見ていきましょう。
 
■埼玉工場調達部長
野村君。新しい仕入先の件、どうなった?
 
■野村課長
はい部長。その件はA社を採用したいと思います。(P:結論)
 
■埼玉工場調達部長
なぜ、A社を採用したいの?
 
■野村課長
精査の結果、A社の見積内容が優れていた為です。(R:理由)
実は、当社の千葉工場と群馬工場でA社を採用しており、情報収集した結果、非常に満足度が高いことがわかりました。(E:具体例)
よって、A社を採用することを承認してください。(P:結論)

(3)センテンスを短くし、言い切る
短い言葉にすることで、わかりやすく、相手の頭に入りやすくなります。
また、「たぶんこうだと思われます。」より、「これは絶対に会社にとって良いことです。」と言い切ることで自信満々に見えます。人は自信満々の人の言う事を信用する傾向があります。

(4)一理三例
1つの理論に対して、3つの具体例をあげることで、わかりやすく、説得力のある話しになります。
 
(5)例え話
難しい内容を身近な物事に置き換えてわかりやすく表現します。

【例え話の例】
リスクマネジメントとは何かを傘でわかりやすく表現します。
リスクマネジメントとは、今後発生する可能性のあるリスクに対する予防的管理のことです。これを傘で表現すると折り畳み傘になります。
「今日は天気が良くて晴れていますが、念のためにカバンに折り畳み傘を入れておきます。」
この折り畳み傘の役割がリスクマネジメントになるわけです。

【わかりやすい話し方5つのポイント】


 
 
 

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