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KAZコラムVol.47 実るほど頭をたれる稲穂かな・・・

皆さまこんにちは!ヒューマングループnote編集担当の朝永です(^-^)/

さて、今回のKAZコラムは書き下ろしとなっております!社長の内海がどんな場面で、タイトルの言葉を思い出すのか、本文から感じていただければと思います。

KAZコラムVol.47 “実るほど頭をたれる稲穂かな・・・”

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ヒューマングループ 代表取締役 内海和憲

32歳の時、徳洲会病院の創設者の徳田理事長と出会い、多くの学びを得ました。 
特に一緒に行動する中で、起きている時は一瞬たりとも気を緩めない、何事も全力投球・・・絶対にあきらめない、一期一会~別れる時は相手が見えなくなるまで見送る。
そして理事長の口癖だった“~実るほど頭を垂れる稲穂かな~人間はいつしか傲慢になる~本当に人間味がある人は、常に頭低く~謙虚な姿勢で生きている!”
久しぶりにこの言葉を思い出した場面がありました。
2013年12月、佐世保市教育委員会から、教育委員会就任の打診がありました。 
任期は一期4年の二期まで・・・月2度程度の会議への出席とのことでしたが、これがとんでもない・・・初年度100回の会合に出席(笑)
1年目は観察~2年目から徐々に発言~3年目から経営者の立場で発言~4年目全体像がみえてきたと思っていた時に、小規模の小学校の現場訪問をする機会がありました。 
全校生徒8名(一年後に統廃合で閉校が決まっている学校でした。)
授業見学の前に校長から学校経営の説明を受け、質疑応答の時間に、“小規模なので、近くの規模が大きな学校と交流するために(勉強のために)訪問などされないのですか?”と聞くと
“取り組んでいない”との返事でした。
8名2クラス・・・どんな授業なんだろうと思い見学、広い教室に机が4つと、なぜか教室の真ん中にドラムセットがぽつんと置いてありました。 
“これなんですか?”と聞くと、“一人とてもおとなしい子がいて、普段は何もしゃべらない。しかしドラムをたたくのが大好きなんです。その子がドラムをたたくと皆が他の楽器をもってきて笑顔で演奏するんです・・・。”
後日その子がドラムをたたくのをみる機会がありました・・・いい笑顔で演奏している姿を見ながら、彼の音楽から暖かい波動を肌で感じました。
もう一つの教室には、教室の真ん中に“花”が飾ってありました。
学校の横は海、外からの海風とあたたかい太陽の光がその花に降り注いでいました。
この教室にも4名の生徒さんが笑顔で授業を受けていました。
この二クラスの教室を見た時、この学校が大きな学校に行くのではなく、ほかの佐世保市の小学校が、この学校に来て、ファミリー愛で包まれ勉強している姿を、逆に見に来て学んでほしいと思うようになりました。
教育委員として4年目・・・今日の朝の発言は“おごりたかぶりの自分”と出会った場面でした。
自分は経験を積み重ね、学びを続けて知識が高まったと思っていました。
この時、徳田理事長の口癖だった“実るほど頭をたれる稲穂かな”を思い出し、年を重ねて、経験を積んでも、謙虚な姿勢で生きなければ・・・と考えさせられました。
会社経営でアンラッキーな出来事やクレーム・トラブル、そして事故が起こった時、“実るほど頭をたれる稲穂かな”を口にして問題解決に望むと、不思議と心が落ち着き、良い解決策が浮かんでくることが、この年になって少しわかりかけてきた今日このごろです。
2020年9月

朝永のつぶやき

ここまで読んでいただきありがとうございます!ここからは、担当がコラムを読んだ感想をまとめたプチコーナーです。

私は今回のコラムを読んで、自分が大切にしている言葉はあるかなぁ・・・と考えてみました。

すると、芸術家の格言、好きな歌の歌詞などたくさんの言葉が浮かんできました!どれか1つに絞ろうとすると時間がかかるのでここでは割愛させていただきます(笑)

皆さまはいかがでしょうか?自分のなかで強く印象に残っている言葉などはありますか?もしそんな言葉があったらぜひ教えていただきたいです!

そして、冒頭にも書きましたが今回のKAZコラムは社長がnoteのために書いてくださった新作でした!前回までは弊社が発行する”ヒューマンニュースレター”に一度公開したものだったのですが、今回は私の更新するnoteで初公開となったことがとても嬉しいです。これを機に、もっとnoteでもヒューマングループを盛り上げていかなければ!と思います(*^-^*)

それでは今回はこの辺で、またお会いしましょう。担当の朝永でした!

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