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家電は声で動かせる!その方法をご紹介!

みなさん、こんにちは。
ヒューマンケア協会の辻野です。

本格的に暑くなり、扇風機やエアコンが手放せなくなりました。
でもいちいちリモコンを探して、小さいボタンを探して押すのはめんどくさいですよね。

そんな方向けに今回は、家電を声で動かせるように設定する方法をご紹介します!

Youtubeに上がってる動画も分かりやすいです。下記を参照ください。

少し購入しないといけないものはあるのですが、それさえ準備すれば、どんな家でも設定可能ですので、ご興味ある方はぜひご一読ください!


事例紹介

まず、辻野の家で実際活用している事例をご紹介します。
メリットは何といっても、手を動かさなくていいことです。
「アレクサ、〇〇して」と言うだけで照明やエアコンなどのコントロール、テレビのチャンネルを変える、天気予報が聞けるなどができます。

その場で、声で指示を出せば、家電のオンオフ、温度の調整などができ、さらに家電の予約設定などもできるのが、とても便利です。

1番よく使うのは、照明のオンオフです。

家から帰ってきたら、「アレクサ、ただいま」というと、照明が点灯し、サーキュレーターとエアコンにも電源が入るようにしています。

また、寝る前にいちいち照明のスイッチを押して消し、真っ暗な部屋の中、ベッドに入るのが嫌なので、
「アレクサ、寝るわ」というと、照明が暖色に変わり、
「アレクサ、おやすみ」というと、照明が消えるようになっています。

さらに、寝る前に次の日の目覚ましも設定しています。
「アレクサ、明日〇〇時に起こして」
「アレクサ、〇〇時に照明つけて」
と言えば、その時間にアラームが鳴り、部屋の照明をつけてくれるようにしております。

これは、応用編ですが、自宅の鍵も音声で開けたり、閉めたりすることも可能です。専用のデバイスを購入しなければいけないのですが、それを準備すれば、音声や指紋・スマホで自宅の鍵を開け閉めすることができるので、とても重宝しています。

設定⓪ 準備するもの

それでは、これらのことができるために必要なものを以下にリストアップします。

・Switchbotハブミニ(以下、ハブミニ)
 役割:家電のリモコンの信号を覚えて、発信する。


・Amazon Alexa(以下、アレクサ)
 役割:音声で指示したことを聞きとって、ハブミニに指令を出す。
 ※GoogleのGoogle Home, AppleのHome podsでも可

・Wi-Fi(インターネット環境)
 役割:ハブミニとアレクサをネットワークで繋げる。

・スマートフォン
 役割:ハブミニとアレクサの設定をする。家電のリモコンにもなる。

音声で家電が動かせるようになる仕組みは、

①音声で指示したことをアレクサが聞き取って、
②それをハブミニに指示し、
③ハブミニから家電に信号が発せされて、
④家電が動く

という流れです。
下記の動画を参考にしても、設定できると思いますので、以下に貼っておきます。

では、具体的な設定方法について記載していきます。

設定① ハブミニに電源を入れる

ハブミニに電源を入れるには、コンセントに電源を繋ぐと自然と電源が入るようになっています。

ハブミニの位置は家電との間に障害物があまりない所がおすすめです。
ハブミニから信号が発せられたときに、障害物があると信号が家電まで届かないことがあるからです。

ハブミニには両面テープが付いているので、壁に貼り付けることができます。

設定② Switchbotのアプリをスマートフォンに入れる

お手持ちのスマートフォンにSwitchbotのアプリをダウンロードして、設定します。


設定③ ハブミニと家のWi-Fiをつなげる

アプリの説明に従って進めていくと、ハブミニを家のWi-Fiに接続するので、それも行ってください。事前にWi-Fiのパスワードをひかえておくとすぐに設定できるかと思います。

設定④ ハブミニに家電のリモコンを登録する

ハブミニにお家にある家電のリモコンを設定することでハブミニから信号が発せられて家電を動かすことができます。

アプリの中で家電を選択して、家電のブランドや品番を選択することでリモコンの設定を行うことができます。また該当のものがなかったとしても、(少し手間ですが、)リモコンの信号を1つ1つ設定していくことで家電を動かせるようになります。

設定ができたら、アプリから家電を動かせるようになっていますので、試してみてください。

設定⑤ アレクサアプリをスマホに入れる

続いて、アレクサの設定をしていきます。
まず、お手持ちのスマートフォンにアレクサアプリを入れて、ご自身のAmazonアカウントでログインしておきます。

設定⑥ アレクサの電源を入れる

アレクサの電源もコンセントとつなぐと自動的に入るようになっています。
電源を入れると音声案内が始まって、家のWi-Fiに接続するための音声などが流れたり、声を認識するための設定などができるので、アレクサとアプリの指示に従って、設定を行ってください。

設定⑦ ハブミニとアレクサを連携させる

アレクサの設定が終わったら、ハブミニとアレクサを連携させます。
連携の方法はアレクサ側からでもハブミニ側からでも可能です。
それぞれのアプリから設定して、連携すると、音声で家電を操作できるようになります!


設定⑧ アレクサにセリフを設定する

これで基本的な設定は終了しました。
「アレクサ、エアコンつけて」
「アレクサ、テレビのチャンネルを6にして」
など、言ってみれば動くようになっていると思います。

ただ、まだ単体の家電を1つ1つ動かすことしかできないので、まとめて動かせるように設定するとより便利です。

僕の家であれば、「アレクサ、ただいま」というと、照明とエアコンとサーキュレーターがオンになったり、「アレクサ、おやすみ」と言えば、家の鍵が閉まって、電気が消えて、サーキュレーターがオンになるようにしています。

これを設定するには、アレクサアプリの「定型アクション」というところから設定できます。
定型アクションでは、設定したセリフを言ったら、設定した家電が動くようにすることもできれば、時間になったら家電が動くようにすることもできます。また、この家電が動いたら他の家電が動くようにするということもできます。

最後に

以上で設定は終了です。リモコンがある家電であれば、声で動かすことができるようになります(すべての機能ができるわけではありませんが…)。

もし分からないところがあれば、追記で記事を足していきますので、質問があればコメントにご連絡ください。

もう家電のために手を動かさない!そんな生活が皆様に訪れますように。


NPO法人 ヒューマンケア協会
1986年創立の自立生活センター。重度の障害を持っていても自立して、1人暮らしができるように支援する団体。相談支援、ヘルパー派遣などの事業を行う。東京都八王子市。

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