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#2 レザボア・ドッグス

今回は有名であろうレザボア・ドッグスの紹介。

今年の2月か3月頃に結構いろんな劇場で公開されたのが記憶に新しい。

僕ももちろん見に行った。

老舗の映画館だったので、より雰囲気があるように感じた。

今回も90年代映画だったが全く古臭くなくて楽しませて貰えた。

特に意識はしていないが90sの謎の引力に僕は惹かれるらしい。


かなりざっくりだけど本作あらすじ。

6人の宝石店強盗たちが押し入った先で計画に失敗したその後の話。

強盗たちは警察と銃撃戦するし市民の車奪って逃げるしやりたい放題。

しかし実は6人の中には裏切り者の警官がいて…。


有名だが、オープニングのシーンでスーツ着て煙草吸って並んで歩いている姿はかなり渋い。

仮に僕がこれをやっても絶対に様にはならないがいつかこういうのがバチっとはまる大人になりたいものだ。

最近のアニメでオマージュされたりと未だ根強いファン人気があるのは間違いないであろう。


音楽もよかった。

調べて見ると70〜80年代の楽曲をチョイスしてあった。

冒頭でマドンナのライクアバージンの話をみんなでしており、会話と共に楽曲が流れていた気がしたが記憶違いだった。

通じゃないのでそれっぽいことは言えないが、劇中であの音楽たちがなかったら全くの別物だったんじゃないかなと感じるくらい選曲にセンスを感じた。


次に出てくる人物についてだが、全員クセがある。

その中でも僕はMr.ピンクがダントツで好きだ。

演じたのはスティーヴ・ブシェミ。

お大事に

彼について調べていたらこんな記事出てたんでびっくり。

無事でなにより。


この人の出ている映画は結構好きで見ているんだけど、どの役をやっていても演技力が光る。


中でも好きな映画はゴースト・ワールドだ。

冴えない中年男性を演じており、ナードな雰囲気が漂う役だ。

最終的に自分よりひとまわり以上歳下の女の子に惚れてしまうが、その女の子は姿を消す。

それに加えて災難が降りかかるスーパーアンラッキーなガイだった。


失礼、脱線しすぎましたね。


ピンクは本質を捉える能力に長けているけど協調性はない。

意地悪で人望がないけど的を得た発言をするもんだから相手を怒らせるのが得意だ。

で、困ったことに本人もめちゃくちゃ短気なのだ。

いつも誰かとケンカして言い合っている。

一緒に仕事したくないなーってタイプ。


レザボア・ドッグスについてというよりMr.ピンクについてみたいになってしまった。


6人全員分の文章を作りたいくらいこの映画好きだ。

何人か即死だからさすがに無理だが。


最後に少しおまけ。

何とこちらの作品はクエンティン・タランティーノ監督の処女作だそう。

たしかにそう言われると少しの初々しさみたいなものは感じたかもしれない。

タランティーノは10作で引退すると公言していた。

しかしその引退作の制作を中止したってニュースがあったが、その後はどうなるのだろうか。

ブラピ主演ワクワクしてたんだけどな。

ワンハリも好きだったけどその先も楽しみにしていたので、このまま引退だとしたら悲しい話だ。


それではまた。

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