「いろんな感」に対するいろんな想い
昨日は単独ライブ「いろんな感」でした。
前回の単独ライブ「わりといい日」から半年ぶりの漫才劇場での単独です。
前回の単独ライブがお客さんや芸人の評判も凄い良くて口コミが広がり配信延長したりして、沢山の人に見てもらえて、自分の中でも凄い手応えのあるものになりました。
良いものを作ったら、どっかで見てくれる人はいる。というのを強く感じた前回。
その分、前回の出来が自分の中でハードルとして今回立ちはだかりました。
前回の単独を見てくれて、喜んでもらえたお客さんの期待を裏切るわけにはいかない。
チケットの手売りの際も、「前回の単独を口コミで知って配信で見て、面白かったから今回劇場で観ます」と言ってくれた方がたくさんいました。ありがたい。
チケットの伸びも、前回よりも少し上がってました。
前回の単独で増えたお客さんの存在を感じて嬉しいと同時に、前回より良くなかったら、きっともう来てくれない。というプレッシャーにもなりつつ。
過去の自分がハードルになる、これ、前もこんな事あったぞ。
あれや、R-1の時や。
連続で決勝行ってた時のあのプレッシャーに似てる。今年は前回よりも違うもので前回よりも強い勝負ネタを作らないと、というあのプレッシャー。
そのプレッシャーもありつつ、あとはシンプルに準備することの多さと残り時間の少なさで、ここ1ヶ月は、頭の中がずっと単独のことでパンパンでした。
ラスト1週間は、ちゃんと睡眠不足でしたし。
ただ、R-1の時はアスリートのような、コンマ何秒のタイムを縮めるみたいな「鍛錬」に近かったですが、単独のプレッシャーは、去年友達の誕生日にこんなサプライズしたから、今年はどう盛り上げようか、という感じで、どこか楽しい気持ちもありました。
ここも飾り付けできるやん!とか、こんなクラッカーあるやん!みたいな。
ただ、その飾り付けを作り出したらめっちゃ手かかるやん、て気付く感じ。
単独直前は色々と準備が残ってて、予定通り行かなくて、何日も眠れない日々が続いて、正直めっちゃしんどかったです。でも、同時に「生きてるー!」とも思いました。
それも、R-1への向き合い方に似ています。
R-1で燃やしていたガソリンを、知らず知らずのうちに単独に移し替えてたのか。
単独ライブは何十回とやってますが、賞レースがなくなってから単独の向き合い方や作り方が変わってきたと思います。
そういう意味では、前回の「わりといい日」がA.R(アフターR-1の略)ヒューマン中村の単独ライブの一回目でした。
そして今回が二回目。
終わってみれば、今回も自分なりに今出せるベストのものを作れたと思いますし、前回に劣らない出来になったと思います。
アンケートやツイッターの感想も上々で一安心です。
そして何よりも、漫才劇場の客席にほぼ満席のお客さん!!!
本当に嬉しかったです!
舞台袖に客席の全体を移すモニターがあるんですが、そこに移るお客さんの数を見て、開演前にちょっと泣きそうになりました。
来てくださった皆さんありがとうございました!
正直お客さんが多くてめちゃくちゃ緊張しました笑
嬉しすぎる悲鳴です。
今までのことが報われた気がしました。
そして、もっとお客さんを呼べるように頑張りたいとも強く思いました。
昔、いろんな人の単独ライブのDVDを見て、「こんな単独がしたい」と思った単独ライブが少しずつ出来てきてる気がします。
昔から単独ライブをやるのは好きでしたし、こだわってましたが、前回と今回で、さらに単独ライブを作る魅力にどっぷり浸かりました。
まだまだ成長途中ですが、賞レースもない今は、単独ライブに力を注いでいきたいと改めて思いました。
沢山のお客さんを単独ライブに呼べる芸人になりたいです。
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