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ソロおばin Belgium①~ブリュッセルで酔いつぶれ

アラ還おばちゃんが海外旅行20年のブランクを経て、2024年3月に単身ヨーロッパ(主にベルギ―)に行ってきた話です。
備忘録のようなものですが、よろしければお付き合いください。
今回は日程① ブリュッセルの中心部グランプラス周辺をうろうろした話です。

滞在中の予定
①3月12日 夕方到着 グランプラス周辺観光
②3月13日 午前 ブリュッセル市内   午後 アントワープ
③3月14日 ブルージュ
④3月15日 ケルン(ドイツ)
⑤3月16日 午前 ルーヴェン   午後 ゲント
⑥3月17日 午前 ブリュッセル(お土産購入等) 午後 CDG空港へ

☆体調不良で寝込むことも考えて(若くないので)、同じホテル(NHブリュッセル カルフール ドゥルーロップ)に5連泊して調整ができるようにしました。ブリュッセル中央駅からもグランプラスからもすぐ。
☆15日のケルン往復のチケットを購入していたので、そこだけは固定で、それ以外は完全にフリー。実は最初、14日と16日の予定は逆にしていましたが、天気予報では14日だけが晴れだったので、ブルージュ運河クルーズを考慮し入れ替えました。

雨のGrandPlace(グランプラス)


ホテルにチェックインしたのは、午後4時ごろ、日本時間ではちょうど日付が変わる頃だった。
自宅にいる夫に「無事にチェックインできた」とLINEすると数分後に電話(LINE通話)がかかってきた。昔の国際電話のような微妙なズレがないことにとても驚いた様子だった。
生存報告ができたので出かけることにする。あいにく小雨が降っているが、日没までまだ2時間近くあるようだ。

ホテルを出るとすぐ右手に、美しくて歴史のあるアーケード「ギャルリーサンチュベール」の入り口があった。後から訪れるとして、まずはグランプラスへ。

グランプラス市庁舎
雨がしとしと


グランプラス 王の家
雨のグランプラスは混雑なし
濡れた石畳がきれい
壁の自転車 これも見たかった❗️
モクレンが雨で散ってるのが残念
このあたりは石畳の道

何回も何回も、写真やYouTubeで見た、グランプラスだ!
石畳が雨に濡れていて雰囲気がある~。
市庁舎、ギルドハウス、王の家、ブラバン侯爵の館・・、広場のまわりの美しい建物を、広場の中心で360度ぐるりと回りながら眺める。・・・・今、いるんだ、グランプラスに。ブリュッセルに・・・・ずーっと眺めていたかったが、これから6日間毎日訪れることができる(そのために近くのホテルに5泊)ので、次のスポットへ。

Manneken Pis(小便小僧)


評判どおり小さくてかわいらしい坊や。「世界三大がっかり」なんて失礼な話だ。
それほど混雑していなくて最前列で写真が撮れた。

ブリュッセルと言えば、この子?


Galeries Royales Saint Hubert(ギャルリサンチュベール)


入口が「ザ・ヨーロッパ」な感じ♬
有名なチョコレート屋さんが並んでいて、ショッピングを楽しむ人でにぎわっている。イースターの前だからか、卵の形のチョコレートもたくさんあった。それにしても、チョコレートって、こんなに美しいんだ❤️
ここもホテルを出て1分だから、毎日お散歩に来られる♬

入り口は柱も壁も立派
上を向いて歩く
入り口の方を振り返る
卵の形のチョコの看板
オブジェも
脇道も素敵❤️
美しい本屋さんTropismesの前
Tropismes(トロピズム)
元はダンスホールだったとか。

モネ劇場からグランプラスへもどる


モネ劇場
ドレスアップしてオペラ鑑賞なんかよさそう~


ギャルリーサンチュベールを抜けモネ劇場方面へ。入り口近くで、演劇の練習をしている女性がいた。頑張れ〜。
すぐそばにUNIQLO。すごいなUNIQLO
また近くには建設中のマンションらしきものもあり、こんな場所に住める人はどんな人なんだろう・・と思う。


有名なレストラン シェ レオン
雨のせいかお客さん少なめ
うろうろ
うろうろ
グランプラスに繋がる細い道♬
少しずつ照明が灯る❤️

おじさんの笑顔に誘われてブラッセリーへ



ベルギー滞在中に必ず食べようと決めていたものの一つが、バケツのような鍋に入ったムール貝のワイン蒸し。ただ、一人で食べるには多すぎる気がして、少なめの量を出してくれるレストランはないのか、いろいろ調べておいた。できればホテルの近くにあれば最高なんだけどなあ、と探していたら、なんとグランプラスにいい感じのブラッセリーがある!ただ、夜は少し敷居が高いかな・・・ランチかな・・・と思っていた。
お店の名前はBrasserie Le Cerf

グランプラスに戻ってそのお店の中の様子をうかがおうと前を通りかかると、入口に立っている優しそうな小柄のおじさん(ギャルソン)と目が合った。おじさんにっこり。・・・そのおじさんの笑顔に吸い込まれるようにお店に入っていた。
(うろうろしている途中で日本語で呼び込みをするレストランがあったが、そこはスルー)
広くはないが素敵な(語彙力ないな)店内には、欧米系のカップル、グループが静かにおしゃべりをしながら食事を楽しんでいた。アジア人おばちゃん一人、特に嫌な顔はされない。自分たちが楽しんでいる感じ。なんと言っても、入口にいたおじさんが、柔らかな笑顔を浮かべながら対応してくれて、温かい気持ちになる。
メニューを渡されたが、調べていたセットを見つけることができず、グーグルマップにあった写真を見せてオーダーすることができた。スマホを出して写真を見せるまでの間も、いやな顔をせずに待っていてくれた。助かる~。
もちろんベルギービールも欠かせない。が、あまりにも種類が多くて困っていたら、おじさんが何か銘柄っぽい言葉を口にし、テーブルの横の棚を指す。小さめの瓶が目に入ったのでそれをオーダーした。
ところが、おじさんが持ってきてくれたビールのグラスが大きい!え?これ?と、先ほどおじさんが指してくれた先、そのさらに先を見たら、隣のグループが大きなグラスでビールを楽しんでいた・・・あ、おじさんが指していたのはこっちかー。

少し飲んでから撮影しました
横に添えられていたオリーブをつまみながら
ムール貝を待っています
後日確認したら、このAffligemのアルコール度数は6.7%
あの時は大きく見えたグラスもそれほどではなかったようで・・・(笑)

ま、これくらいの量ならぎりぎり飲めるだろう。ビールだし。
口に含むと、何と深い味‼️ 乾いた喉を潤すためにグビグビ飲むビールではない‼️何だこの旨さは(美味しさ、というより旨さ)
ビールを味わっていたら、別のおじさんがムール貝のバケツ(鍋)持ってきてくれた。「エンジョ〜イ」うんうん、楽しみで仕方なかったのよ😃

エンジョ〜イ♬
ビール、また減ってます

こちらもうま味がある。ムール貝、フリット(ポテト)、ビール・・

うん、うん、これはセットで食べるものだなあ、いま、ベルギーにいて、グランプラスに面したレストランで、ムール貝を食べてるんだ・・これは現実?夢みたいだ・・30年以上よく間働いたなあ、そのご褒美だよなあ、がんばったなあ・・といろんなことが頭に浮かび、目が潤んでくる・・・瞼が重くなってくる・・・

いやいや、ここで寝てはいけない。
まだ少しだけムール貝は残っていたがおなかもいっぱいになった。ホテルにもどろう・・・と、酔っ払いながらもどこかは冷静(えらいね)
おじさんに、とてもおいしかったんだけど、もう食べきれない、ごめんなさい、と伝えて支払いをして店を出た。

美味しかったー♪
紙ナプキン類から酔っ払いぶりが伝わる

一人でもリラックスして食事が楽しめる、温かいもてなしをしてくれるお店だった。

酔いつぶれながらも

さ、ホテルに戻ろう。
観光地ど真ん中なので、人通りはあるし、まだ夜8時頃。でも、少し千鳥足なので、人にぶつからないように気をつけて歩く。
2分後にはホテルの入り口に戻っていたと思う。ホテルのロケーション最高!

部屋に入り、よろよろしながら、洗面所でコンタクトをはずし、そのままベッドに倒れこんで、ブリュッセル1日目は終了。さっそくベルギービールに酔いつぶれたー。

と、思っていたら、その後酔いがさめたのか11時ごろ目が覚め、シャワーを浴びて洗濯をして(洗面台でワンピースも洗った)、その後きちんと就寝。

これで本当にブリュッセル1日目の終了(笑)



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