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おばちゃん大冒険~一人でヨーロッパへ②まさかの欠航✈️

どうなる??

うわー!!!
と叫んでベッドから跳ね起きた出発前日3月10日(日)の朝。
X(旧Twitter)で、12日のルフトハンザのストライキ(フライトキャンセル)の情報が入ってきた。

予約していたフライトは
 3月11日(月) 福岡 17:45発 羽田行      ANA264
 3月11日(月) 羽田 22:45発 フランクフルト行 ANA203
3月12日(火) フランクフルト 6:40発 シャルルドゴール行     LH1026  ☆シャルルドゴール着7:55  

 最後のLH1026が飛ばない・・・・

え??わたし、フランクフルトで路頭に迷う?まさか、ルフトハンザのドイツ人と交渉?

ちょっとしたパニックになり、旅行会社のカウンターに駆け込んで相談したところ・・・
「まだその情報は入ってきていないので、今こちらでは対応できない」と気の毒そうに言われた。・・・撃沈・・・
「ただ、発券したのはANAなのでANAが何とかしますよ。フランクフルトで路頭に迷うようなことはありません。安心してください。」・・少し浮上・・
旅行会社のカスタマーセンター(コールセンター)に対応してもらうことにしたが、あいにく日曜日だったのでANAからの連絡がこないとか・・(また沈む) 「明日の午前中に連絡を!!」と懇願して電話を切った。

ANAのアプリでは予約したフライトが表示されたままで、「搭乗のご案内」のメールも入ってくる。ルフトハンザの欠航は誤情報なのか?いったいどうなってるの、明日の今頃はもう出発しているはずなんだけど・・・
と、混乱していると、夜8時過ぎにルフトハンザのアプリ(メールだったかな)でフライトキャンセルが表示された。やっぱり・・・・また沈む・・・

この画像、後日保険金請求の際に役立った

ストライキって、労働者の権利だもんね。仕方ないよね。でも、先週木曜日にストやったばっかりでしょ、油断していたよ・・・

と、なんか頭の中がぐしゃぐしゃだったが早めに寝ることにした。寝る前にANAのアプリを確認したら、予約していたとおりで変化はなかった。

ANAさん ありがとう


翌朝6時過ぎに目が覚め、すぐにANAのアプリを開く。
ん?はあ??ええええええええええ!!
飛び込んできたのは「イスタンブール」の文字。
え?イスタンブール??と起き抜けなのに声がひっくり返る。
他の人への情報じゃないかと名前を確認したが、私の名前だ。
胸はバクバク、手はブルブル・・・アプリをよく見ると、ソウル(仁川)ともある。
仁川での乗り換えは経験があるし、九州人にとっては東京に行くのと同じくらいの時間(むしろもっと近い?)なので、はい了解!
でも、イスタンブールって・・・イスタンブールって・・・

2日連続、心臓に悪い朝だ。

新しく提示されたフライトは
3月11日(月) 福岡 20:35発 仁川行 OZ135
3月12日(火) 仁川   0:15発 イスタンブール行 TK91
3月12日(火) イスタンブール8:05発 シャルルドゴール行 TK1821
 ☆シャルルドゴール着9:50

ドゴール空港に到着する時間が2時間程度遅れるだけで済む(7:55から9:50)フライトをANAは手配してくれた。
スターアライアンス万歳、ANAさんファインプレー!ありがとう!

と、今は心の底から感謝している。さすがです。ありがとう。

でもその時のわたしは
「ドゴール空港からブリュセルに向かう10:36発のTGVに間に合わない」という焦りでまだあたふたしていた。だから旅行会社から連絡があった時も、もう少し早く到着できないか等お願いしてみた。(ごねんね、往生際が悪くて)

結局提示されたフライトが一番早く着くということだったので、お礼を言って電話を切った。
Omioですぐに13:06発のTGVを予約したのは家を出発する3時間前だった。

ふう~、これでやっと自宅からブリュッセルまでつながった~
疲れた~
って、これから出発なんだけど・・・

出発前からのハラハラドキドキ、おばちゃん大丈夫か??

旅慣れた人にとっては、どうってことない出来事だったのかもしれないけど、海外旅行ブランク20年のおばちゃんにはジェットコースターのような出発前の出来事だった。








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