算命学☆大運天中殺が明けて(2)
~宿命から考える適職~
私の始星(人生の出発)は鳳閣星。
伝達・表現の星である。
大学卒業後、一番はじめに就いた職業は、教師だった。
教師は伝達(教える)という意味では、宿命に合っている。
でも、幸か不幸かパワー不足で続かず、
今考えると生きていてよかった。
別の解釈では、
二度運(人生の転換)を消化したのかもしれない。
私の人体図(陽占)は最身弱、全純。
そして、従生財格完全格。
かなり偏りのある宿命である。
最身弱は病弱とは限らないが、
エネルギーがもっとも少ない。
全純は安定した平和な環境が適している。
公務員は安定しているけど、
学校の教師は教える以外の仕事が多すぎる。
心身ともに休まらず、
私には荷が重かったのかもしれない。
従生財格完全格は上格。
宿命に上格と下格がある。
上格のほうが良さそうに見えるが、
宿命に良い悪いはない。
生かせなければ意味がない。
この宿命は勤め人ではなく、
自分で起業して大きな財を得るらしい。
でも、そんな生き方ができる人は少ない。
私もできていない。
教師をやめて後悔した時期もある。
この不安定な世の中で、早まったかもしれない。
でも、学校の教師以外に、
鳳閣星の消化、伝達や表現を生かす道はたくさんある。
今は、ボランティアで日本語を教える活動を楽しみにしている。
こんな感じで自分を知ると、
少し生きやすくなるかもしれない。
本職は福祉関係の仕事で、
マイペースで働ける環境にある。
鳳閣星は健康・寿命の星でもあり、
“生老病死”を身近に感じながら仕事をしている。
私の人体図には、鳳閣星以外に禄存星もあり、
禄存星は多くの人に愛情を注ぎ、
医療職や介護職に適している。
基本的に人体図にある星を使う(消化する)と、
宿命通りに生きやすい。
教師の頃、疲れが溜まると、体がだるくて辛かった。
病院に行ったり、薬を飲んだりしても、あまり改善しない。
漢方などの東洋医学から、
ヒーリング(癒し)に興味を持ち始めた。
アロマ、レイキ、禅密気功、チベット体操、太極拳 etc
こんなに次から次へと興味を持つのは、
最身弱と関係がありそうである。
私には天胡星(病人の星)と天極星(死人の星)しかない。
これらの星は肉体(現実)より精神が強い。
体を使い過ぎず、
損得勘定やお金儲けも考えすぎないほうがよい。
目に見えない精神世界(スピルチュアル)に惹かれる。
でも、深入りしすぎないのは、
主星が司禄星(現実)だからかもしれない。
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