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OyaKōkō☆ザ親孝行

 お昼の時間帯のテレビを見ていると、
 その時間帯の視聴者を意識しているのか
しつこいくらい、ドラマ仕立ての健康食品
若いでしょとの美容商品、まぁ昔からよくあるタイプだからスルーできたとしも

最近目立つのが、子どもに迷惑かけたくないと、高齢者向けの住宅、保険、お葬式のことなどを繰り返し繰り返しCMで流れている。
老後のことを考えることはいいことだと思うが
子どもに迷惑かけたくない~そのなんとも言えないフレーズ。謙虚でいい親のイメージを
押し付けて追い詰めてない?と最近感じる。

何かあれば、子どもに迷惑かけたくないとか
言っても何かあれば、病院、役所など子どもや親族がいなければ何も動かない世の中のシステムだ。病院で入院するにも山ほどの同意書、また介護サービスを利用するにも子ども子どもと家族の署名など必要なのだ、すでに自分の親や叔父叔母などを見送って経験済みだ。
ほんと、老いは自然の摂理で当たり前、そんなに世話になりたくないとかいうキャッチフレーズは不自然だろうとつぐつぐ思う。

今の時代、それぞれのライフスタイルがあり各々長年生活してきていきなり老いた親とかかわるのは戸惑う、そして親孝行しろとか無理だと思う。

昔話や儒教などしつこく親孝行の説話が多いのもきっと、自分が子どもの頃から覚悟しとけよーとの刷り込みかもしれない。
   
親孝行は難しい
照れ臭い、時間がない、わざとらしい、
何よりも親孝行したい肝心の親がうるさいなど
親の方も趣味嗜好があって譲らない。
せっかく外食に連れていっても修羅場になってもう、二度と一緒にいかん!という話を聞くことも多い。
自分もええかっこしたら無理がたたる。
私は、ムカッとしたときローマ字でOya kōkōと書いたりしてちょっとおしゃれやんとかと気分転換したりして割りきったりしている。

 実際顔を合わせるのも嫌なのも親、     だったら電話してみる?LINEする?
 元気かなぁと親のことを考えてあげるだけで   も立派な親孝行だと私は思う。

親さんも、子どもに迷惑を考えて過ごすより、よりできる範囲で自分の好きにイキイキと過ごして欲しいと願う。










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