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老眼にならない人っているんですか?

はい。そんな羨ましい人もいるんですよ。

正確に言うと「老眼の不便」を感じにくい人で、50歳を過ぎても、遠近両用メガネや老眼対応のコンタクトなどを使わなくても近くを見るのに不便を感じない人のことです。

老眼で近くが見えにくくなり、50歳前から遠近両用メガネが欠かせなくなった私にとっては本当に羨ましいです。

この羨ましい人、3つのタイプに分けることができます。

1つめは、ちょうどいい近視の人。メガネを外せば近くがよく見える人です。
でもこのタイプは、遠くをはっきり見るためにコンタクトレンズを使う時には、老眼への対応をしないと近くが見えにくいです。

2つめは、遠方があまり見えなくても大丈夫な人。メガネやコンタクトを使っていても、ちょうどいい近視や乱視が残っていて、そのため近くがよく見え人。このタイプは強い近視の人やちょうどいい乱視が入っている人に一定数います。ひとつ注意点として、メガネやコンタクトを作り替える時、遠くがよく見える度数に変えると、近くが見えにくくなってしまいます。さらにそのまま頑張って近くを見ていると、眼精疲労だけでなく、吐き気や頭痛、さらには全身倦怠感が出たりすることがあるんです。
メガネやコンタクトを作り替える時に、前の度数を参考に、極端に度数を変えないことが大切です。

3つめはちょうど自分の目がモノビジョンになっている人。片目は遠くがよく見えて、もう片方の目は近くを見れる度数(ちょっと近視になっている)になっている人。「ちょうどいいガチャ目」の人ですね。
ちなみにこのモノビジョンは、コンタクトレンズの度数調整で再現できます。私もコンタクトレンズを使う時にはこのモノビジョン法で合わせて、遠くから近くまで見える状態にしています。

自分の目はどんな状態なのかは、眼科や眼鏡店でレフケラトメーターという器械で検査すると分かります。45歳を過ぎるとだいたいの人は老眼の不便を感じるようになります。

最近目が疲れるなぁとか、夕方になってくると近くな見えにくくなってきたなぁなど感じ始めたら、一度検査をしてもらうことをオススメします。

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