2022年度 滋賀県公立高校入試{社会}

今回は、滋賀県の高校入試を解いてみました。

大門構成は次の通りです。

1,地理 12問 32点
2,歴史 10問 36点
3,公民 8問  32点 です。

8点問題が2問、6点問題が1問、4点問題が6問、その他はすべて3点問題というすべての問題が高得点で構成されていることが特徴です。

気になった問題についてコメントしてみようと思います。

1⃣4の問題

「森林に関する課題とその克服に向けた取組」について発表するグループのスライドをみて、そのスライドが何を表しているのかを考える問題です。
社会のふりをした、国語の問題です。社会の知識は、ほとんどいらない問題です。変に知識があると逆に答えるのが難しいかもしれません。問題で求められているところを着実にこたえるようにしないと、減点されてしまう可能性があります。

2⃣2(1)の問題

中世の経済について答える問題です。経済の問題は決定的な出来事や人物が少ないため覚えることが難しいですが、そのうち、まとめようと思います。

2⃣5(2)の問題

若者の意見が政治に反映されにくい理由を複数の資料から分析する記述問題です。若者の政治離れを実感させるような問題であるため、非常に良問だと思います。また、これは8点問題であるため記述文を正確に書かないと様々な理由で減点されやすいので、正しい日本語を心掛けるようにしましょう。

3⃣4(2)の問題

貨客混載バスのメリットを地域住民、バス会社、輸送業者の三つの観点から記述するという問題でした。使用指定語句から記述問題の答えを推理することができます。こちらも8点問題です。

まとめ

記号で答える問題 13問 33点分
用語で答える問題 10問 30点分 
記述の問題    7問 37点分

点数において記述問題が占める割合が最も多いのはなかなかないことなのだと思います。暗記で点を取るのが極めて難しいテストだと思いました。

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