2022年度長崎県公立高校入試{社会}

今回は長崎県の問題を解いてみました。

大門構成は
1,古代から近世までの歴史  6問 (16点)
2,近代以降の歴史      8問 (18点)
3,日本の地理        8問 (17点)
4,世界の地理        7問 (17点)
5,政治           5問 (14点)
6,経済、国際        8問 (18点) でした。

気になった問題についてコメントしてみようと思います。

1⃣4の問題

日本史と世界史の主な出来事のいくつかは同じようなタイミングで起きています。
その出来事に関する問題です。歴史的な出来事の順序を問う問題は、多くの人が歴史の流れを理解しておぼえるため、正答率はそこまで低くなりませんが日本史と世界史の出来事が混ざると一気に正答率が下がります。ここで差をつけましょう。

2⃣5の問題

近代以降の記述問題で、最も出題頻度の高い問題の一つなのではないでしょうか?普通選挙法によって、選挙資格がどのように変化したかを問う問題です。納税額、年齢、性別の観点から選挙資格の変遷をまとめておきましょう。

4⃣2の問題

世界の各州の特徴についての問題です。アジア州やアフリカ州は、面積に対して人口が急増していることを押さえておきましょう。

まとめ

全体的に用語問題の難易度が高かったと思います。
「正倉院」「シーボルト」「サンベルト」「直接金融」「男女共同参画社会基本法」
どれも絶妙に基本から外れている問題ですよね。

記号で答える問題  21問   50点分
用語で答える問題  16問   34点分
記述の問題     5問  16点分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?