見出し画像

己を知る

彼を知り己を知れば百戦殆からず
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し(孫子)

→有名な言葉なのでご存じの方も多いかもしれません 意味としては
敵情報を知り尽くし、自分の情報も知り尽くしていれば敗れることはない。
敵情報は分からないが、自分の情報は知り尽くしていれば互角な勝負になるだろう。
敵情報も自分の情報も知らないのならば、それは勝てるはずもない。

■敵を知る

→通常これは、ビジネスや個人間での「戦略」の考え方(市場調査や他社との比較等)として活用されることばですが、私はメンタルケアでも実用出来ると考えています。
→この場合「敵」というのはストレス原因(ストレッサー)であると考えます。
→何がストレッサーで、自分にどの程度の影響があるのかを分析することも重要です。

■己を知る

→ズバリ、自己分析です ネット上にある「16タイプの性格診断」や「エゴグラム性格診断」といった無料で出来るものも多いので是非実践してみてください。
→本当におすすめは「ストレングスファインダー」(書籍代2000円)です。
自分の強み(常にON状態の資質TOP5)を知ることが出来ます。また、他の人との違いを客観的に知ることが出来ます(資質は全34個、真逆な資質も有)。
→そして重要なのは、自己分析した上でとどまらないことです 「長所をもっと伸ばそう」「短所を補っていこう」と前向きな姿勢で考えてみましょう。

「すべてのストレスは"自身の反応"によって発生する。考え方次第で解消できる」(著書:反応しない練習 草薙龍瞬)

■もしそれでもネガティブに考えてしまう場合

・「ネガティブを潰すのはポジティブではなく没頭である」
              (お笑い芸人オードリー:若林正恭の言葉)
→彼自身が非常にネガティブな性格で、ポジティブになろうと何度も頑張ってみたがなかなかポジティブになれなかった そんな時に何かに没頭することでネガティブな気持ちを消せることに気づいた。
→自分のコンプレックス等に向き合って解決することも大切だが、どうしても変えられないものの場合は何かに没頭してみるのが良い。
→ネガティブな人が人生を生き抜くためには、没頭できる仕事や趣味は命綱と同等の価値がある。

と著書で語っていました ぜひ参考にしてみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?