【メモの魔力】重要なのはメモじゃない
こんにちは、ふるにかです。
今回は、メモの魔力を読んで、どう活かすべきかがテーマです。
読んだことがない人でも、この記事だけで有益な情報は得られますので目を通していただけたらと思います。
読んだ人が注目する場所はそれぞれですよね。
しかし、読書というのは基本的に「自分の世界を広げる」「自分の生活の質を上げる」という目的のための行為です。
メモの魔力を読んで、「前田さんの過去にはこんな経験があったんだ!こんな風にメモをとっているんだなぁ!」で終わらせてしまってはいけません。
前田さんがなぜメモが重要だというのか。
メモによって得られるもの。
自分の身になる部分はないのか。
考えてみてください。
重要ポイントはココ
メモの魔力で、重要なのはメモを取ることではありません。
前田さんがメモというツールを使って何を行っているのか。
ここが注目すべきポイントです。
前田さんはメモを使って「具体と抽象の往復」を行っているんです。
本に沿って言うならば、「事実→抽象→転用」です。
【実際に起きたことから、特徴や法則を見つけて、自分に当てはめる。】
この工程をへることであらゆることから学び、自分の成長につなげています。
「1を聞いて10を知る」という言葉がありますね。
1から1の情報しか読み取れない人より、10読み取れる人、100読み取れる人が圧倒的に学びで有利なのは明白です。
1つの情報をさまざまな角度から見ることが出来る能力を”クリティカルシンキング”と言います。
物事は見る側面によって、受けとる情報が異なるのです。
1つの見方で凝り固まった固定観念でモノを見るより、さまざまな見方をした方が情報量が多くなります。
加えて、偏見から離れることが出来るので本質を見抜く力も養うことが出来るのです。
「具体と抽象の往復」が重要なわけですから、メモを使わなくても頭の中で出来るのならばメモは必要ありません。
しかし、思考は残らないので、忘れやすく、せっかく思いついたアイディアをみすみす逃してしまう結果につながることが多くなります。
だから、メモが有用なのです。
また、前田さん式のメモの取り方の優れているポイントがもう一つあります。
それは、情報にキャッチコピーを付けていることです。
キャッチコピーを付ける能力は、磨いておくと情報発信でも役に立ちますし経験値を貯めることで上達します。
加えて、自分でキャッチコピーを考えてまとめを作ると、記憶に残りやすくなるのです。
前田さん式のメモの取り方が優れていることは間違いありません。
しかし、ただ真似をするのでは効果が薄くなってしまいます。
なぜこうする必要があるのか。
何かに向き合うときは常に”Why”を問いかけてみましょう。
それだけで、得られる情報の量が多くなり、質も向上します。
是非、今後は情報に向き合うときは「具体と抽象の往復」をこころがけてみてください。
そして、グループ化するならどんなキャッチコピーを付ければ魅力的か考えてみてください。
遊び感覚でいいです。
できれば思考の軌跡を残すためにメモを取りましょう。
忘れるという損失は大きいです。
些細なことでも書き留めていれば、あとあと役に立ったりするものですよ。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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