見出し画像

生きる事の哲学

ソフィーの世界。

世界一簡単な哲学の本として世界中で流行った本だけど、
私はジャンプの次にハマってて、この本がきっかけで、ブッダとかも読みあさり、完全厨二病が覚醒していったんだけど、まぁ厨二病というより、人はなんで生まれてどこへ行くのかとか、世界はなんでこんな形してるのかと、疑問を抱くようになった。

あの頃の感覚は不思議で、自分が生きてる事もなんだか不思議で、結構不思議な体験をいっぱいしてた気がする。

それは心身が未熟だったからなのか、大人になって感覚が鈍ったからなのか、色々知りたい!!!
から、色々知ってしまったからなのか、自然の中で当たり前のように住んでたけど、都会(私にとってw)に出てきたからなのかはわからないけど。

でも音楽や芸術に触れてるとき、やはり不思議な感覚がしたりする事もある。

民謡に触れてるのも多分この世界の事を色々知りたい!!があるからなのかな、と。

元々オタク気質で内向的なので、掘り下げる、という行為が好きなんだけど笑

今度二胡の咲さんとの共演がきっかけでモンゴルの古い民謡を歌うことになったんですが、調べてみると、厳しい自然の中で羊飼いの女の子が主人に虐められている…というあまりにも悲しい曲でした。

もうずっと羊の側に居たい。
村には帰りたくない。

理不尽な差別の名残を受けて育った私はああ、ここまでではないけど、そんな気持ちになった事があったな…と。

時代も違えば国も違う。
だけど、うたう事で少しだけ、想像できるというか触れられる気がするから、うたは好き。

自分の事を表現するのも好きだけど、それよりも、もしかしたらこの地球の歴史や自然に少しでも触れていたいのかも。

本を読むこともうたを歌うことも。

ただ溶け込んでいたいのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?