失敗したっていい。それが経験になっていくから。

みなさん、こんにちは。まめです。

今日の題名は昨日実際に感じたことに準えて。


6月に入った頃、わたしは子供の頃から大好きな梅ジュースを初めて作った。

母や祖母と一緒に作ったことはあるけど、完全に自分だけでは初めてだった。

出来上がりはとても綺麗で、毎日観察してはかき混ぜた。


でも昨日、ふと見た時、梅ジュースに白い泡が発生。

なんだろうと思い、あまり焦らなかったが、匂いをかいだ時、思った。

あ、これは失敗した、って。


祖母が一生懸命担いで買ってきてくれた梅と、

自分たちで初めてやってみた、という事実が全て無駄になったような気がした。

急に涙が止まらなくなり、一緒に住む彼に連絡。


その時の彼からの言葉が忘れられない。

「大丈夫。またやり直せばいいんだから。」

その瞬間、自責することをやめた。その言葉を待っていたかのように。


帰ってきたと同時に彼は、

「失敗も経験だから。これから新しい梅、買いに行こう。」と言ってくれた。


失敗すると人は、その事実にただ落ち込むことしかできないけど、

そういうときこそ、まあいいか、とか、またやり直そう、と思えたら強い。

自分にだけでなく、誰かに対しても、そう言ってあげられる人でありたい。


人生一度きりだから、遠回りはできればしたくない。

でも失敗はつきもので、失敗したから気づけることも多い。

そうやって遠回りした時間の方が、なんだか濃かったりするから。


これからもたくさん挑戦して、同じくらい失敗するんだろう。

でも、その失敗さえ、自分のためだと思えたらいいな、と思った。


気づかせてくれて、これまでも失敗を責めずにいてくれて、

ありがとう、彼。


ふくのまめ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?