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ガトドラ解説23年1月編

プールの大枠は変化が無く、今回は各種族やアーキタイプのパワーバランスだけを調整する形になった。

新種族の参入で50種類ほどを入れ替えた前回とは異なり今回は数が多くないので脱落と採用カードを個別に見ていくことにする。

抜いたカード▷入れたカード



モンスター


昆虫・植物
六花のひとひら▷スポーア
ジャイアントメサイア▷ベビースパイダー

無限リソースと強力な除去を落とすことでゲームを一方的にしない、かつ長引かないようにした。
採用カードにはステイセイラロマリンの選択先を減らさないようにスポーアを、エクシーズ主体の戦術を組んで貰えるようにベビースパイダーをそれぞれ選んだ。


獣族
猛虎モンフー▷デスマニアデビル

獣や獣戦士メタビートではなく純ビートダウン寄りのアーキタイプを期待しているのでモンフーを落としデスマニアデビルに差し替えた。また、モンフーは後述の幻獣の角と合わせてゲームに蓋をしてしまう懸念があった。

機械族
SR三つ目のダイス▷Aジェネクスバードマン
マシンナーズルインフォース▷超電磁タートル

機械族にはシンクロ戦術を極めて欲しいが現状は人気がない。特殊召喚できるチューナーを入れ展開スピードを上げることにした。ルインフォースは2回試したが採用者が出ずピックでもいつも最後まで回っていたので脱落とした。自分の盤面とLPを守ることのできる超電磁タートルを採用することで遅いデッキへのサポートを厚くすることにした。


悪魔族
フォトンジャンパー▷クリバンデット

フォトンジャンパー(戦士族)は双方のバトルフェイズをスキップするので一時休戦のような使い勝手がした。膠着状態でゲームが長引くのは面白くないので落とすことにした。前回のドラフトで思ったのは初動で使える墓地肥やしの枚数が足りないということ。閃刀姫を始めとする魔法罠を使う展開系デッキの底上げを図ることも含めてクリバンデットを選んだ。


魔法


禁じられた聖槍▷サプライズ・チェーン
星遺物を巡る戦い▷死者への供物
地割れ▷ツインツイスター
ライトニング・ボルテックス▷封印の黄金櫃

罠や妨害カードへの発動保証を持たせるために後打ちから罠を否定できる聖槍と巡る戦いを落とした。これにより「見えていない槍巡る戦いケア」をするかどうか考える時間をカットできるのでゲームのテンポが良くなる、1伏せへの信頼性が更に上がる等の効果がある(ガトドラでは1:1交換の魔法罠除去は意図的にほぼ抜いてある)。

地割れとライトニング・ボルテックスは単純に人気がなくスペルスピード1の除去魔法が過剰だと感じたので抜いた。

採用カードは展開やコンボ系のデッキをサポートするラインナップを意識して一癖あるカードを選んだ。

封印の黄金櫃はここ一年ほど人気がない征竜と②の効果が使いにくかった共振虫を強力にサポートする。過去の禁止枠からの復帰でありその働きに期待したい。



溟界の呼び蛟▷トラップトラック
フェアーウェルカムラビュリンス▷幻獣の角
ブレイクスルースキル▷悪魔の嘆き

リンク召喚を弱体化するために呼び蛟を落として調整とした。悪魔族を主体とするコントロールデッキを組んでほしくてラビュリンスを採用したがエクストラデッキのトロイメアやミスケープバーバを拾ってメインデッキの悪魔族は捨てるという意見があったので落とすことにした。

代わりに幻獣の角を採用し獣と獣戦士族を主体とするビートダウンデッキの強化とした。エクストラデッキに存在する獣と獣戦士族は悪魔族ほど使いやすくも場持ちも良くないのでラビュリンスよりはプール作成者が予想した戦術が機能すると思われる。


エクストラデッキ


うきうきメルフィーズ▷幻層の守護者アルマデス
ルイ・キューピット▷獣神ヴァルカン
甲化鎧骨格▷念導体ビヒーマス
F.A.ライトニングマスター▷月華竜 ブラックローズ
灼銀の機竜▷オッドアイズメテオバーストドラゴン
パワー・ツールブレイバードラゴン▷剛炎の剣士
ヴァレルロードドラゴン▷混沌魔龍カオスルーラー

シンクロ召喚はレベル4〜9だったのをレベル5〜8にして狙ったレベル帯のモンスターを確実に複数取れるように変更した。また、シンクロ体のパワーも底上げしてきちんと組めた時に強く動かせるようにした。

リンク召喚は競合が激しく、特にリンク2は狙っても複数取ることが厳しい状態だったので1種2枚を増量した。

ドラフトプール

ドラフト後の感想


気が向いたら追記します