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牛丼とカレー

突然ですがみなさんは牛丼といえばどこを思い浮かべるでしょうか?

我が家は元々吉野家派だったのですがBSEの事件をきっかけとしてもっぱらすき家ばかりを食すようになりました。

吉野家BSEについて気になる人は下の記事を参照してみてください。

平成の事件簿 BSE問題で吉野家とすき家の明暗が分かれた日|NEWSポストセブン https://www.news-postseven.com/archives/20190222_872020.html

閑話休題。

すき家といえば牛丼とカレーが板ですが(ホンマか?)、ドラフトにおいてもそんな牛丼やカレーのようなカードがあります。それは「終末の騎士」と「マスマティシャン」です。

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なぜこの2種類であるかというと、これらはピックできればデッキを選ばず採用して良いといえるほどのパワーと汎用性を兼ね備えたカードだからです。

遊戯王は原作マンガでは”闇のゲーム”であったのと同時に、OCGにおいても常にパワーインフレの先頭には闇属性がいる”闇のゲーム”でした。

7属性の中でも闇属性のカードは飛び抜けて種類が多く、その分ドラフトでも採用しやすい汎用カードにも恵まれています。ドラフトプールを組む時に最後までピックを悩めるような作りをしようとすれば必然的に闇属性のカードは増えていくわけです。

「終末の騎士」はそういった歴史的に優遇されたカードであるため、ドラフトであればほぼ100%採用されています。よって初見のプールを見る時はまず「終末の騎士」でどんな闇属性を落としてシナジー形成できるのかを取っ掛りにするのが良いのです。

「ネクロガードナー」や「ゾンビ・キャリア」程度なら”弱め”であり、「シャドール・ドラゴン」や「亡龍の戦慄-デストルドー」であればそのプールにおける「終末の騎士」は”強め”であると判断してよいと思います。

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「終末の騎士」が牛丼であるのに対して「マスマティシャン」はカレーです。

牛丼屋におけるカレーは隠れたエースです(ホンマか?)。一見星4以下しか落とせないのは弱そうに感じますが、シンクロ召喚システムの導入以降低レベルモンスターの汎用性とアドバンテージ獲得能力は跳ね上がっていますから、まったく馬鹿にできません。

「ダンディライオン」や「レベル・スティーラー」は特に狙い目で、シンクロ召喚やリンク召喚が出来る環境であればこれほどぶっ壊れたカードはありません。

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また、「マスマティシャン」は戦闘でも優位を取れるというのも大きなポイントです。リクルーターラインの1400を上回る1500の攻撃力を持ち、牛丼であるところの「終末の騎士」を上から殴れます。さらに自身は戦闘破壊されても1ドローに変換されるため殴り返しにも強いです。

このように「終末の騎士」よりもパワーが高いためドラフトプール採用率は若干落ちる「マスマティシャン」ですが、もし入っているのを見たら今度はどんな星4以下のカード達とシナジーを形成しているのかをチェックすることをオススメします。


まとめ

①ドラフトプールを見る時はまず「終末の騎士」と「マスマティシャン」が採用されているかをチェックする
②「終末の騎士」であれば闇属性を、「マスマティシャン」であれば星4以下のモンスターをチェックしてプール把握の取っ掛りにしよう


おしまい