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病院が雨漏りに!!(究極のコロナ対策⑤)

はい!!

あいかわらず、意味が分からないコロナ対策のタイトルですが(汗)

かれこれ数年前、雨が多かった年に、

なんと!?

僕が働いていた病院で、雨漏りが起こりました。( ̄◇ ̄;)

いや、普通病院で雨漏りって無いでしょう!!

夜中の出来事だったので、夜勤でスタッフが少ない中、雨漏り病室の患者を非難して、雨漏りの場所にバケツを置いて対処。

まるで、昭和のコントのよう・・・

築20年経ってもいないのに一体どうなってるの!?

とか色々ツッコミたいのは置いといて。


1番ツッコミたい所は後日の病院の対応でした。

なんと、

染みだらけの天井だけ

業者が来て、直していきました。

「いやいや、絶対、また雨漏りするでしょー」

屋根直さないと(汗)


案の定、その年は豪雨が多い年だったので、また雨漏り


嗚〜呼〜  また天井が染みだらけ


さらに驚く事に、


また天井だけ直しました( ̄◇ ̄;)


いや、どう考えても無駄な抵抗でしょう。


・・・


後日、また天井は染みだらけになりました(笑)


さすがに、病院も学んだらしく、やっと三度目の雨漏りで天井だけでなく、屋根を直しましたとさ(おしまい)


これを読んで、多分、あなたは

なんてバカな病院なんだろう。

修理代も最初に屋根も直しておけば、天井だけ直すより、安く済んだし、そこの病室に入院してる患者さんにも、迷惑を掛けるのは一回で済んだのに、と。


そうですよね!!

でも、実はあなたも自分の身体には同じ事をしているかもしれません。

というか、してるはず!!


ここでいう天井を直すは、

身体でいう、病気とかの表に出てきている症状を直すという事です。

要は「対処療法」と言われるものですね。


雨漏りで汚れた天井は汚く、分かり易い症状で、そこを綺麗にすれば、直った気になって満足してしまいます。


でも、屋根が直っていないと、また雨が降ると、雨漏りしてしまいます。


しかし、屋根は病室から見え無いので、天井が綺麗になれば満足して、つい何もしないでも良いや!

という気持ちになってしまいます。

しかし、根本原因の屋根を直さないと、また同じ問題が起こります。

屋根を直す事を「原因療法」と言いますね。


だいたい、西洋医学では対処療法が多いわけですが、

分かり易い典型的な悪い例は、

熱が出たら、直ぐ熱を下げる

ですね。

今でこそ、熱は身体が病原菌等をやっつける反応なんだという事が、知れ渡っているので、即、解熱剤を勧める医者は減ってきて居ますが、

一般の人は、まだ結構、熱が出たら

「いけない、直ぐ下げなきゃ!!」

と思っている人も多いみたいです。


もちろん、対処療法が悪いわけではなく必要です。

天井が汚いままだと困りますし、

熱も40度の高熱が1週間も続いたら、死にますので下げるべきです。


いけないのは、対処療法だけで満足する事です。


何か大元の根本原因があるわけだから、その原因も解決しないと、まだ雨漏りが起こります。

根本原因にあたる

「屋根」

を探して下さい。


で、コロナに話が来るわけですが、

コロナ対策にロックダウンとか、自粛要請だとか、ワクチンだとか、

全部、僕から言わせて貰えば「対処療法」です。


そもそも、ワクチンが出来ても、その頃にはコロナウィルスは変異しているかもしれません。

(もう既に何回も変異しているそうですし、更に国によっても変異してるそうです。)

さらに、残念ながら、コロナは来年以降も、もうインフルエンザと同じ様に

「また、今年もコロナの季節がやってまいりました」

という感じになると思います。


そうしたら、インフルエンザと同じ様に、ころころ毎年変異したものが出て来ます。


あなたは毎年、自粛しますか!?


普通、ウィルスは撲滅出来ませんし、それを実現させようとするのは、西洋的考えで、だいたい手痛いシッペ返しが来ます。

その行き着く先の一つの典型が

『すばらしい新世界』オルダス・ハクスリー著

というSF小説に描かれています。

作品解説をWikipediaから引用

『西暦2049年に「九年戦争」と呼ばれる最終戦争が勃発し、その戦争が終結した後、全世界から暴力をなくすため、安定至上主義の世界が形成された。その過程で文化人は絶滅し、それ以前の歴史や宗教は抹殺され、世界統制官と呼ばれる10人の統治者による『世界統制官評議会』によって支配されている。この世界では、大量生産・大量消費が是とされており、キリスト教の神やイエス・キリストに代わって、T型フォードの大量生産で名を馳せた自動車王フォードが神(預言者)として崇められている。そのため、胸で十字を切るかわりにT字を切り、西暦に代わってT型フォードが発売された1908年を元年とした「フォード紀元」が採用されている。

人間は受精卵の段階から培養ビンの中で「製造」され「選別」され、階級ごとに体格も知能も決定される。また、あらゆる予防接種を受けているため病気になる事は無く、60歳ぐらいで死ぬまで、ずっと老いずに若い。ビンから出て「出生」した後も、睡眠時教育で自らの「階級」と「環境」に全く疑問を持たないように教え込まれ、人々は生活に完全に満足している。不快な気分になったときは、「ソーマ」と呼ばれる薬で「楽しい気分」になる。人々は、激情に駆られることなく、常に安定した精神状態である。そのため、社会は完全に安定している。ビンから出てくるので、家族はなく、結婚は否定され、人々は常に一緒に過ごして孤独を感じることはない。隠し事もなく、嫉妬もなく、誰もが他のみんなのために働いている。一見したところではまさに楽園であり、「すばらしい世界」である。』

(引用終わり)

基本、なに不自由しない理想的(だと思っている)世界が実現している社会を描いたSFですが

そのある部分で、

「人間に邪魔なハエや蚊を、何世紀も前に全部駆除した。」


「いかにもあなた方らしい。不愉快な事は我慢する変わりに、全部排除してしまうとは」

中略

「あまりに安直では無いですか?」

みたいな一説があります。


色々、考えさせられるSFですが、

そんな世界を実現させようと、無意識で思ってません?


今回のコロナ騒ぎで、無理な事だという事が分かったと思いますし、考え方を根本から変えないといけないと、僕は思います。

ウィルスは薬でやっける事が出来るかもしれませんが、一部生き残ると耐性が出来て、さらにパワーアップしたウィルスが逆襲しに来ます。

その全部、表面的な問題を駆除しようという考えが、そもそも無理なんです。

今回のコロナ騒動の原因療法は

どんなウィルスが来ても、平気な元気で免疫力のある身体と

対処療法だけで、なんとかしようとしていた考え方からの脱却と

周りの不安にさせられる様な情報に流されない精神を手に入れる

だと思います。


皆で屋根を修理しに行きましょう!!










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