【エッセイ】深夜ー自己という枠を越えた感性を感じるー
深夜一時を過ぎていた。
え〜、もうこんな時間かあ。
なんかたまらんなあ。
妙な寂寥感と、
静かで自分の奥深くから感じる「これだな」と言う感情。
「これが自分のありのままの姿の一部なのだなあ」と。
つまり、
なんだか今の状態が自分に「あてはまってる」「しっくりくる」というような生の状態。
余計な感情から遠く離れ、心はここにないかのよう。
深夜だから感じる特別な静寂。
静寂の中で見出す自己。
だから深夜はやめられない。
この夜ならではの静けさが、好ましいのだ。
こんな