『誰だって、自分の人生という物語の主人公』という言葉

こんばんは。本や漫画が大好きな学生です。

タイトルにもありますね。
『誰だって、自分の人生の主人公』

アメリカの小説家、ジョン・バースの言葉です。
とても有名な言葉ですね。
この言葉の何が素晴らしいって、
誰しもの心に響き、
聞いた人達が自らの人生に価値を感じられるということ。
この言葉に勇気づけられた人は少なくないでしょうし、これからもずっと増えていくと思います。

ただ、僕にはこの言葉に、ずっと引っかかる部分がありました。

先にも述べましたが僕は本や漫画が大好きです。
かっこいい、凄い。可愛い、辛い、悲しい。
数千数万と、色んな主人公や、死や、英雄譚を読んで来ました。
そして、
作品によって自分の中に出てくる感情は様々でも

決まって必ず思ってしまうことがあるんです。

僕の人生という物語は、
彼らの物語ほど輝けていないな

と。
けれど、きっとこの考え方が間違っているということも、最近分かるようになりました。

そもそも漫画などの物語を私たちが読む時、
第三者である私たちが、様々なキャラクターそれぞれの第一者目線に触れ、本人の気づいていない心情まで推測できる。
本来有り得ることの無い、まさに神の目線から物語を見ています。

だから、物語の主人公達は自分を主人公だと思っている訳ではなく(例外はありますが)
私たちが「主人公」と位置づけただけ。

要は、『人生は思い方次第、在り方次第』なんだなと。

自分の憧れる主人公があるのなら、
努力という頁を重ねれば結果が出て、自分で自分を主人公「たらしめる」ことが出来る。

さらに、重ねた頁の分だけ物語に厚みが増して、人の目に触れる機会が増えれば、
自分以外にも憧れてもらえる主人公になれる。

自分で自分を主人公にしたいなら、まず自分の日常を長編小説のように濃くすることから始めねばならない。
人と関わることで出演キャラクターを増やし
労力を費やすことで同じ時間をより長い章として使える。

そうした時に、本当に

貴方は貴方の人生という物語の主人公

でいられる。
私も頑張ります。

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