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台湾華語学習の道

せっかく台湾にいるのだから、台湾華語を習いたい。街で話しかけられたら、答えられるようになりたい。語学のセンセイとして、語学を習得する過程を自分でも経験したい。

そんなことを思いながら早や3ヶ月。とにかく最初は、新しい仕事に慣れるのに精いっぱいだったし、仮住まいだったので休みの日は物件探しでいっぱいいっぱいだった。

年末にようやく引っ越しができて、落ち着くことができた。さあ、これからだぞ。やりたかったことが、むくむくと湧いてきた。

そのひとつが、台湾華語の学習。
今は、そのための学校や教室をリサーチ中。教師、教え方に加え、仕事の時間や、学校への距離、価格など、いろいろな条件のなかで、ああでもない、こうでもないと考えている。

そんな、まさに「今」のわたしの語学力を、とりあえず記録しておく。

学習歴は台湾に来る前の4ヶ月ほど。
その初期の勉強の様子はこちらに書いた。

渡台までに「中国語表現とことんトレーニング」は1冊読み終えた。基本的な文法は一通り目を通したことになる(あくまで、目を通した程度)。

台湾に来てしばらくは、忙しくて、華語の勉強どころではなかった。テキストを開いて単語を調べる気持ちの余裕など全然ない。でも、使わないといけない、聞いたり話したり読んだり書いたりしないといけない状況が否応なく周囲にある!

こうなるともう、間違っていようが何だろうが、話しちゃうものなんですね。片言の、単語を並べただけの、それも発音めちゃくちゃでも、まずは何か言葉を発する。

コンビニで「カフェ・・・」とつぶやくと「珈琲?」と聞き返してくれる。「ホット・・・」と言うと「熱的?」と答えてくれる(すでに華語ではない)。その発音を聞いて覚えて、次の注文の時、発してみる。

そんなふうに、街のお店が教室、店員さんがセンセイ、という状況で、少しずつ単語を覚えた。発音も聞き取れるようになってきた。

大きな山場は、物件探しの時だった。アポイントだけは職場の事務員さんにやってもらったけど、直接大家さんと会って話をするときはわたし一人。場所がわからなくて電話したり(初めての台湾人への電話!)、聞きたいことはあらかじめgoogleで調べてノートにメモして行ったけど、現場で筆談の応酬になったり。
そもそも大家さんは当然のように華語でばばばばば!と話しかけてくる。ところどころ聞き取れる単語だけで推測するしかない。実際のところ、ちゃんと理解できているのかどうかさえわからないけど、お互い必死でコミュニケーションとろうとするから、なんとか通じた(ような気がする)。

でもまあ、このおかげでだいぶ度胸がついた。
街で、お店で、何か聞きたいときに、あまり躊躇しないで話しかけることができるようになった。通じるかどうかはともかくとして!(ほとんどの場合、聞き取れていないけど)

もうひとつ、日本語を教えている現場でのこと。子どもや初級者は、華語でバンバン質問してくるのである!
教室内のことなら、だいたい学習にかかわる語彙なので、少しは推測できる。というか、なんとなくわかっちゃうこともあったりして、それは自分でも不思議な感じなのだ。

さらに、教科書の解説書に華語の訳がついているのも、華語学習の役に立っている。日本語を教えながら、こっそり華語の表現をチェックしている。

四技能の中では、読むことが一番進んでいる。漢字で推測することができるのが大きい。仕事で生徒たちとLINEでやりとりしているので、自然と身につく部分もある。

そんな現状だが、文法の理解や、語彙数は、超初級のレベルから脱していない。特に問題は発音。変な癖がついてしまう前にネイティブにちゃんと習わないと!これが今の最優先課題なのだ。







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