台湾の折り畳み傘
これ、台湾では良く見かける光景なんだけど、ちょっと「ん?」と思うポイントありませんか?
わたしは台湾に来て間もない頃、折り畳み傘が、どうしてこの形状を保っているのか、とても不思議でした。
わたしは日本から折り畳み傘を持ってきていたのですが、その傘はどうしてもこの形状にならないんです。
台湾で初めて折り畳み傘を買った時、その謎が解けました。
日本の折り畳み傘は、骨を1本1本ポキポキ折らないと畳めないですよね。そして生地を揃えて巻き付けないと、持ち歩ける形状にならない。
台湾の傘は、傘を閉じると同時に、骨も一気に折り畳まれるんです。そしてこの形状のまま持ち歩くことができるから、いちいち濡れた生地を触る必要ない!
これけっこう感動モノでした。
濡れた傘の骨を1本1本折り畳んで、さらに生地を揃えて巻くって、煩わしいですよね。手も濡れるし、なんなら服も濡れることもあるし。
その作業がいらないってだけで、雨の日の鬱陶しさがかなり軽減する気がするんですよね。
雨が多い台湾では傘が必需品。パッと開いてパッと閉じることができる手軽さが求められて生まれた技術なんでしょうね。
台湾では、コンビニで売ってる100元くらいの安い傘でもこの仕様がデフォルト。
みなさん、もし台湾旅行に来る時は日本から傘を持ってこなくてもいいです。ぜひ台湾で傘を買ってみて、この手軽さを体感してください!
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