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「補班補課」からの「停班停課」

こんにちは。たまです。

台湾の公休日は、政府が発表する行事カレンダーをもとに、各企業がそれに合わせて休日を設定しています。

基本的に土日は2連休になるのですが、9/11(土)は、出勤・登校日になっていました。 これを「補班補課」といいます。
「班」は会社に行く、「課」は授業をする、という意味で、それを「補」おぎなうという制度です。
これは、連休を長くするために、平日を休みにし、その分を他の休日に出勤・登校することで補う、ということなのです。
ややこしいですよね💦

具体的に言うと、9/21(火)は中秋節で休みです。でも前日9/20(月)は平日なので、これを休みにして、土日と合わせて4連休にします。そして、休んだ一日分を、他の休日に出勤・登校することで補うのです。

これを最初に聞いた時は、わけがわかりませんでした(笑)
補習班(塾)は、会社や学校が休みの日の方が生徒が多いので、土日はもちろん祝日も休みにならないので、ピンとこなかったんですね。

今回9/11は、多くの生徒が出勤・登校して、塾を休むので、塾長が頭を働かせ、逆に塾自体が全面的に休みになりました。 休みが増えてうれしいような、その分補習しないといけないのでかえって大変なような・・・複雑です。

そして、さらに。 この週末、大型の台風が近づいているということで、政府は「停班停課」を発表しました。
これは台風の危険を予防するために、出勤・登校を中止するという「台風休み」です。

うちの塾も本来なら、出勤停止のはずですが、塾長が頭を働かせ、その日の生徒をすべてオンライン授業に変更してしまいました。
なので、出勤はしないけれど、家で授業(仕事)をするということになったのです。
わたしは台湾に来て初めての「台風休み」だったので、実はちょっと楽しみにしていたのですが、結局仕事になり、なんだか中途半端な気持ちです。

「停班停課」の時に出勤しなければならない場合は、給料を加算支給しないといけないという話も聞きましたが、そのへんはグレーゾーンのようで、企業によって対応は違うようです。

休みになったり、休みのはずが仕事になったり、なんだかリズムが狂わされる週末でした。

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