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STORES モバイルだより 2022 冬号

みなさまこんにちは!hey あらため STORES のモバイル本部でシニアマネジャーをやってます坂田 (@huin)です。

2022年 春号 からはや8ヶ月が過ぎ、社名が変わるというイベントも含めてたくさんの活動をしてきました。今日は STORES のモバイルプロダクト・チームが今年どんな活動してきたか振り返りたいと思います。

ちなみにこの記事は STOERS Advent Calendar 2022 の4日目の記事です。
ぜひ他の記事もご覧になっていただければ幸いです。

各プロダクトのアップデート

新しい技術を積極的に導入していく STORES レジ

6月に無事1周年を迎えた STORES レジ ですが、引き続きオーナーさんのお商売を便利にするための機能追加を進めてきました。具体的には、カスタマーディスプレイ・領収書発行・タッチ決済対応・バリエーション価格と多くの機能を追加しています。

また、技術面でもSwift Concurrencyをすでに導入していたり、resultBuilderによるレシートのレイアウトシステムを作ってみたりと、新しい技術を積極的に利用しています。

SwiftUI x GraphQL によるモダンな開発だけでなく、Bluetoothによるレシート印刷 (プリンター制御) など普段経験しない技術も利用できるのが STORES レジ の面白みです。

長い歴史の上で前進を続ける STORES 決済

クレジットカードや交通系ICカードといったキャッシュレス決済サービスを、オーナーさんが簡単に導入できるサービスが STORES 決済 です。

そんな STORES 決済 ですが、5月にはクレジットカードのタッチ決済に対応するという大きなアップデートがありました。STORES 決済にとっては41ヶ月ぶりの決済手段追加ということで、決済チーム一丸となって取り組んだ プロジェクトです。また技術面ではiOSアプリ/SDKがObjective-Cを卒業してSwift化を果たしたのも、今年の大きなトピックになりました。

約10年つづくサービスであり、またお金を直接扱うサービスだということもあって品質を高めるための投資をしつつ、より便利なサービスとなるように進化させていくという大きなチャレンジが STORES 決済にはあります。

iOSだけでなくAndroidも継続的な挑戦を続けており、来年もより便利なプロダクトとなるように多くのチャレンジをしていく予定です。

新しい技術で生まれ変わる STORES 予約

予約者向けと、オーナーさん向け、そしてiOS/Androidと4つのアプリを提供している STORES 予約ですが、ここ1年は、開発を再開し新しいアプリへと生まれ変わることを目指して頑張っています。メンバーも春に3人となり、夏からはオーナーさん向けAndroidアプリのリニューアルを開始。9月には無事リリースすることができました。

現在は予約者向けiOS/Androidアプリの2つのリニューアルを進めており、
そう遠くない未来にお披露目できる予定です。iOSはSwiftUI、AndroidはJetpack Composeを採用し、またiOS, Androidの両OSに同時に関わっていけるのが STORES 予約チームの面白さです。

新しいプロダクト STORES ブランドアプリ

春のnoteでは「新規事業」とだけ話していたプロダクトですが、7月に無事「STORES ブランドアプリ」としてローンチされました。

オリジナルアプリを通じてオーナーさんがよお客さまとより良い関係性を築くためのプロダクトが STORES ブランドアプリ です。また、ただアプリを作れるだけでなく、オンライン/オフラインをまたいでお客さまを分析、マーケティングできるのも強みです。

そんな STORES ブランドアプリ ですが、プロダクト名にアプリと入っている通りモバイルアプリが事業のコアにあります。しかも、1つのアプリを作って育てていくのではなく、自由度を担保しながらオーナーさんごとにたくさんのアプリを作る、そんなシステムを作っていくことが求められています。

iOS, Androidだけでなくバックエンドも併せて「アプリを作る仕組みをつくる」ユニークな挑戦ができるのが STORES ブランドアプリ の特徴です。

モバイルチームの活動

社内交流

STORES では、先に紹介した4つのプロダクトを13名のモバイルエンジニアで開発しています。1チームあたりは3人前後と全く大きくではないのですが、各チームでの知見を共有することは重要でありチーム間での交流も力を入れています。

隔週のお茶会では、各プロダクトの悩み相談, 技術情報の交換などを行い、週イチのモバイル勉強会では、Human Interface Guildelines や Material Design、カンファレンスのセッションをみんなで見たりしています。

また今年のiOSDC Japan 2022ではスポンサーの準備をプロジェクトチームを組んで取り組みました。

STORES の現在のモバイルエンジニアチームは、チームは分かれているけど少し手を伸ばせばみんなとコミュニケーションが取れていろんな情報を得られるという絶妙なサイズの時期だと思っており、そういった環境をこれからも生かしていきたいと思っています。

アウトプット!!

実は、他社さんとコラボしてたくさんのイベントをやることを目標にしていたのですが、おかげさまで1年で6回の勉強会開催、iOSDC Japan 2022での登壇発表を実現でき、13名いるモバイルメンバーのほぼ全員が社外で発表してくれました。

外部発信は会社の広報活動としての目的はありつつも、「自身の経験・考えを整理して人に伝える」というエンジニアとして重要な能力を培う良い機会になります。また良いフィードバックがもらえれば、メンバーひとりひとりの自信にもつながります。

来年も引き続き、そういった機会を作っていきたいと思っています。

まとめ ~2023年にむけて~

というわけで、STORES のモバイルチームの活動について振り返ってみました。個人的には、人数の増加に合わせて2021年にはできなかった活動ができるようになり、とても良い1年になったと思っています。

さて、では2023年はどんな1年になるのでしょうか?

STORES はいわゆる toB の SaaS 企業でありお商売に必要な業務をまるっとデジタル化し、かんたんにすることを目指しています。つまり STORES は「オーナーさんがお商売をするため」にあるのであって、STORES を使ってもらうためにあるわけではありません。

なので、究極的には業種・業態にかかわらずあらゆるオーナーさんのお商売に溶け込み、存在を意識させないプロダクトになる必要があると考えています。スマートフォンやタブレットが個人としての生活の中で当たり前の存在となったように、STORES のモバイルアプリも、オーナーさんのお商売の世界に当たり前の存在となりたいと思っています。

2023年はそういった世界を実現するために積極的な歩みをはじめるつもりです。

と、ここではとっても曖昧な表現しかできないので、興味のある方はぜひご連絡ください (笑) 採用ページからのご応募 でもTwitterへのご連絡 どちらでも結構ですので、お話ししましょう!

それでは2023年もどうぞよろしくお願いします!

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