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不動の人と周りの悩む人。

世の中には思想や哲学などに全く興味がないという人がいる。興味がないのでその類の本などを読むことがなく、思考が広がらず偏りがある。その為自分の考えは常に正しいと思いがちになる。良く言えば常にブレないので、シンプルでわかりやすく、あまり深く悩むこともない。このような人は周りとの対立があった場合には自分の考えを曲げないので結局、周囲の人の方が折れて、周囲の人がその事で悩む事になる。本人はそのことにあまり気づかない事が多い。逆に周りの人はなぜ自分の考えが伝わらないのかと悩み、思想、哲学に関する本を読んだりして答えを見つけようとする。なかなか答えは見つからないが、思考する事で、その人は少し成長できるのではないだろうか。前者のような人は生きていく上ではある意味幸せだと思うが、共するといわゆる裸の王様状態になりやすいのではないか。後者のような人はいろいろと悩み、苦しむこともあるだろうが、最終的には人に対して寛容になれるので、最終的にあまり思い悩まなくなり幸せになれるのだろう。様々な人がいて、その人間関係に悩む事で、哲学や思想が生まれ、人は成長してきたのではないだろうか?



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