Panasonicに結界が張られて嬉しくなった帰り道のはなし
一日中雨が降って、止みかけたのはもう夕方のことだった
いつもより1時間仕事が早く終わって、いつも通り駅から20分の道を歩き始めた
気にならないけれども傘は差そうかな、というほどの雨がまだ降っているけど、むこうの空がなんだか明るい(今東の空と書いてみたけど、方角がわからないので書き直した)
おおーーーきな虹が出ていた
わぁっ!!って嬉しくなって写真をとっていると、通りがかりの女性が話しかけてきた
「何を撮ってるんかなー?と思ったらすごいねぇ!見事な虹!へぇー!キレイねぇーーー!私も写真撮っていこう」
自分が虹を作り出したわけでもないのに、なんか少し得意な気分になる
そこからずっと虹を見ながら歩いていた
うっっすらとダブルレインボー!肉眼ではもう少しはっきり見えて、生まれて初めてお目にかかれたことにものすごく興奮した
もう少し進むと、Panasonicが結界を張っていた
気を良くして、というかちょっと大した気になって、そこから写真家気取りで何枚も写真を撮って歩いた
虹の存在と同じくらい、あの日の空の色はそれはもう素晴らしかったのだけど、わたしの写真ではあの美しさはうつせないしな、とまた芸術家気取りな考えで、空の写真は撮らなかった
でも、ピンクやグレーや光や白や、ものすごく複雑でカラフルな空を、どの部分の色が一番好きかな?って見ているのはわくわくした
いつもなら20分と少しの帰り道、気づけば倍以上の時間がかかっていた
この記事自体が余談中の余談な上に余談を重ねると、
虹が嬉しかったので、Facebookに投稿したら、いつもは反応のない人たちからもたくさんいいねがついた
Twitterにもあげたら、田所さんという素敵な文章を書く方がリツイートしてくださったおかげで、知らない人からもいいねがもらえた
すごいなぁ、虹のパワー
天体ショーって、流星群だけじゃないんだな
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