『リプレイスメント・キラー』午後ローの挽歌を予習する。

 本日の午後ローは『リプレイスメントキラー』
 チョウ・ユンファが主演してジョン・ウーが製作総指揮、ということはこれはもう『男たちの挽歌』と言っても過言。
 監督はアントワーン・フークア。『イコライザー』好きです。これが映画監督デビューなんですね。そうかそうか。
 あらすじはまあ、凄腕暗殺者の主人公が組織を裏切り、報復のため命を狙われるという王道のプロット。王道なだけに、他作品と、いかに差別化を図っているかに注目。MV監督だっただけあって、音楽がいい。やもすればスタイリッシュにしすぎる感もあるが、そこはチョウ・ユンファがしっかりおさえてくれる。画面が締まる。そんな気がする。
 もうね、OPシーンからかなりごきげん。ナイトクラブにクリスタルメソッドの曲が爆音で流れてみんな踊ってる中を、めちゃめちゃ浮いた服装のチョウ・ユンファがなんでかガッチガチに髪の毛をセットして、なんでか白手袋をつけて奥のテーブルに向かうのよ。テーブル上には明らかにいけない粉があったりして、そこに弾丸をひとつ置くわけさ。で、銃弾には「死」の一文字が書かれているって寸法。そして始まる銃撃戦。飛ぶ、回る、撃つ、惚れる。以上。
 他にもマイケル・ルーカーやダニー・トレホといった怖い顔のおじさんがたくさん出ているのも良い。怖い顔好き。
 そんな感じ。
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?