『ベイブ/都会へ行く』 午後ローを予習する。

 ええ、わかっていますとも、今月はジョージ・ミラーに焦点を当てていくんですよね、なにせ来週は『マッドマックス』がひかえてますしね。というわけで、本日の午後ローは『ベイブ/都会へ行く』です。一九九八年の作品。
 九五年にヒットした映画『ベイブ』の続編。前作で製作、脚本を務めたジョージ・ミラーが本作ではメガホンもとっている。タイトルの通り、舞台を田舎の牧場から都会へ移し、視覚的にも暗めの場面が多い印象。夜の町並みで犬と追いかけっこをするシーン好き。
 出演しているのは実際の動物だが、CGやアニマトロニクスを併用しているからか、表現の幅はかなり広いように感じた。こういった技術の蓄積は本当に貴重だと思う。

 本作や『ハッピーフィート』シリーズといったファミリー向けの映画がヒットしたことでミラー監督が『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の製作にこぎ着けることができたのは面白いところだと思う。『フュリオサ』楽しみにしてます。
 

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