午後ローを予習する 『レインディア・ゲーム』

 本日の午後ローは『レインディア・ゲーム』。二〇〇〇年の作品。未見。
 先週火曜日が『フェア・ゲーム』だったので、次は『ハンガー・ゲーム』か『エジソンズ・ゲーム』それとも直球で『ゲーム』かと勝手に予想をしていたら『スピーシーズ/種の起源』でした。楽しみ。
 主演は、俳優、監督、脚本家と多方面で活躍する名優ベン・アフレックに『サイダーハウス・ルール』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』まで、役の幅が広いシャーリーズ・セロン、さらに名バイプレーヤー、ゲイリー・シニーズと粒ぞろいのキャスト。あと午後ローおなじみの顔、ダニー・トレホ氏も出ておられます。
 監督は本作が最後の劇場映画作品となったジョン・フランケンハイマー。
 しかし作品の評価も興行収入も、いまいち振るわなかった様子。無念。
 ジャンルとしてはクライムサスペンスとかクライムスリラーになるのだろうか。あらすじを読むかぎりだと、登場人物の思惑が複雑に交錯し、二転三転し、最後にあっと驚く展開が、という感じ。面白そうだけどなあ。
 まあ実際に見てみないとなんとも言えない。世間の評価と自分の好みが一致するとはかぎらないし、普通に同じこともある。
 二〇〇〇年といえば、この年のゴールデンラズベリー賞は『バトルフィールドアース』が独占していたのが印象的だった。他がかすんでしまうぐらいには。映画の内容云々以前に、人の記憶に刻まれるとか印象に残るっていうのは、やはりパワーのいることだなあと感じる。良かれ悪しかれ。

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