『レッド・ロック/裏切りの銃弾』 午後ローを予習する。

 本日の午後ローはニコラス・ケイジ主演の『レッド・ロック/裏切りの銃弾』。一九九三年の作品。未見。
 共演はデニス・ホッパー。かなり渋い。良い。監督も務めた『イージー・ライダー』が代表作に挙げられることが多いが、個人的には『悪魔のいけにえ2』や『スピード』のイメージが強い。そういう世代である。
 話としては、無職のニコラス・ケイジが職探しの旅の果てにワイオミング州の田舎町に立ち寄る。そこで出会った保安官に殺し屋と間違われ、どういうわけか妻の殺害を依頼される。しかしその妻からも夫殺害を依頼され……そうこうしているうちに本物の殺し屋が現れて、というあらすじ。もうここまでで、かなり面白そうである。はっきり言って期待している。
 ワイオミングと聞くと、『ララミー牧場』や『ブロークバックマウンテン』で西部劇のイメージが強いが、これって現代劇なんですよね。たぶん。
 それから、ニコラス・ケイジと言えば特筆すべきは彼の収集癖だろう。来日した際にもまんだらけなどのショップでフィギュアやガレキを大量購入する得意客として有名と聞く。他にもコレクションは高級車やアメコミなど多岐にわたり、それが原因で借金も多額にのぼり(複数回の離婚も理由だと思うが)その返済のために多数の映画に役を選ばず出演しているとか。そのお陰で、僕らは毎月のように午後ローでニコラス・ケイジの映画を観られるわけである。すでに借金はほとんど完済しているそうだが、これからもコミックやガレキなどのコレクターとして浪費を続け、たくさんの映画に出演してもらいたいと思っている。
 お元気でいて下さい。

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