『ハイジャック 人質はアメリカ!』 午後ロー予習!

 そろそろ正月ボケも抜けないと色々と支障が出ると思われるのですが、どうにも抜けきらないままさっそく始めていきますよ本日の午後ローは『ハイジャック 人質はアメリカ!』。二〇〇七年のテレビ映画とのこと。未見。
 ちょっと知らない映画だなあと思ってキャストを見ると、かなり豪華でおどろいた。というより八〇年代から九〇年代ぐらいのレンタルビデオ店でアメリカ映画、ドラマを漁ってた世代にはけっこう嬉しいキャストなんじゃなかろうか。
 とりあえず内容はわからない(タイトルが全てのような気もする)ので、メインキャストの思い出話などを語る。

 アンソニー・マイケル・ホール
 『ブレックファストクラブ』でめちゃ注目を浴びたブラットパックの一員。若くして注目を浴びたり大人の世界に放り込まれた子役あるあるなんじゃろうけど、アルコール依存症で苦しんだりとかプライベートではけっこう大変そうな感じ。初期はナードやギークやらの役ばっかりが目立ったけれど、近年はすっかり渋いおじさんになられてギャップにやられたよ。
 直近だと『ハロウィンKILLS』のトミー役がすげえよかったです。トミー自体は『ハロウィン』一作目に出てた子どもなんだけど、それが成長して、バリバリ武闘派のおっさんになってんのも面白なのよね。最新作『ハロウィンTHE END』は日本での公開がまだなので、楽しみに待っているよ。上記リメイク三部作は『ハロウィン』シリーズ知らない人でも楽しめるので、ぜひ観て欲しいところ。七〇年代後半から八〇年代にかけての爆発的スラッシャー映画ブームの火つけ役ともなったオリジナルに対して、現代的な価値観や思想がどう落とし前をつけるのか、どう責任を取るのかという観点がすごく興味深く描かれており、脚本のうまさをまざまざと見せつけられたよ。あと単純に「ガッチャ!」からの「ハッピーハロウィーン」のコンボが好き過ぎるのもある。

 ディーン・ケイン
 九〇年代のドラマ『新スーパーマン』でスーパーマンを演じていた人。そういうイメージ。

 リー・トンプソン
 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのヒロインって言うと、どうしても彼女の名前が出てきてしまう。可愛かったよね。『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』とか『スペースキャンプ』とか大好き。日本でもCMなどでお馴染みのアイドル的存在だった。少なくとも自分にとっては。

 ウィリアム・フォーサイス
 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』がとにかく代表作。個人的には『爆走戦士ストライカー』の暴走族のリーダーとか好き。と、さりげなく『爆走戦士ストライカー』をオススメしてみる。機会があればぜひ観て欲しいよ。


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