『グロリア』午後ローを予習するりあ。

 水曜は女たちが牙をむく! ヒロインアクション、ということで本日の午後ローは『グロリア』。一九八〇年の作品。未見。たぶん。
 おれっちの映画遍歴をとやかく紹介するつもりはないけれど、いわゆる映画界の名作ってもんとは疎遠なことが多かった。特に生まれる前から生後五年ぐらいまでの作品。昔はなんとかロードショーとかなんとか映画劇場とかいった番組が週に四、五本はやっていて、名作と呼ばれる映画もたびたびかかっていたわけでさ。そういうのはおれっちのお祖父ちゃんが好きでさあ。ボガードとかビッグモローとか子どものまったく知らない俳優の名前をあげて、説明してくれてたんだけど、おれっちはよくわかってなかったなあ。
 ブロンソンとかイーストウッドぐらいになってようやく、映画を祖父ちゃんと観るようになったけど、それでも小っさいおれっちは、お話とかはまったくわかってなかった。わからないなりに観ていたんだよ。それで印象的なシーンとかを覚えていて、後になって、ああ、あれってこの映画だったんだってなることがけっこうあった。
 本作も一九八〇年の作品とあって、たぶん子どもの頃に観ていてもおかしくないんだよ。テレビとかでさ。調べてみたら月曜ロードショーで一九八四年に放送されているんだってさ。荻昌弘さんの解説が良かったよなあ。だから観たら、あれこのおばさん見覚えあるってなるかも知れん。
 ごめんなさい、ジーナ・ローランズさん。

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