『パーフェクト・ゲッタウェイ』 午後ローを予習する。

 本日の午後ローは『パーフェクト・ゲッタウェイ』です。スティーブ・マックイーンの『ゲッタウェイ』とは特に関係ない様子。二〇〇九年のスリラー映画。未見。予告編を見るかぎりだと、かなり面白そうな感じがする。
 出演は『バイオハザード』シリーズや『モンスターハンター』ですっかりカプコン御用達俳優のイメージが強いミラ・ジョヴォヴィッチ。そしてハルク・ホーガンの自伝映画は、どこまで進んでいるのか個人的に気になるクリス・ヘムズワース。
 他には『ドリーム・キャッチャー』のティモシー・オリファントの名前がある。好き。大好きな映画に出ている俳優は好きになるものである。ならない?
 監督は『ピッチブラック』『リディック』『リディック:ギャラクシー・バトル』のデヴィッド・トゥーヒー。とにかくリディックとヴィン・ディーゼルのイメージが強いが脚本家としても有名作を色々手がけている。『ウォーターワールド』とか『G.I.ジェーン』とか。
 内容的には、新婚旅行でハワイを訪れた夫婦が、トレッキング中に怪しげな雰囲気のカップル二組と出会う。そして別の旅行者からも殺人事件で逃走中の男女を警察が捜索中であると聞き、彼らに対する疑念が二転三転し……というサスペンス、スリラーの方向に振り切った娯楽作のようである。
 こういった映画はいかに観客の予想を裏切り意外な展開を見せられるかが勝負のようなところがあるが、あんまり意外性を突き詰めると、なんだかよくわからない話になってしまったりもするものだ。
 本作がどちらに転ぶか、楽しみである。


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