『マイ・ボディガード』午後ローを予習だね。

 本日の午後ローは『マイ・ボディガード』。二〇〇四年の作品。
 少女とボディガードの組み合わせ、そしてこのタイトルからしてハートウォーミングな話になるかと思いきや、かなりえげつない描写もあり、注意が必要。なんせ舞台はメキシコで題材は誘拐ビジネスなので。
 原題は『Man on Fire』。邦題はかなりイメージが違う感じ。原作はA・J・クィネルの『燃える男』。一九八七年にも映画化されているそうな。
 監督はトニー・スコット。『トップガン』のヒットからコンスタントにヒット作を出し続けていたイメージだが、二〇一二年に逝去。合掌。
 主演はデンゼル・ワシントン。トニー・スコット監督作品だと『クリムゾンタイド』にも出演されてましたね。本作ではアル中のボディガードで元CIAの対テロ部隊とか、そんな凄い経歴の持ち主を演じている。つまりはいつものデンゼル・ワシントンってことか。
 そして彼に守られる少女はダコタ・ファニング。ザ・天才子役から順調にキャリアを積んでいてすげえなあと思うんだよ、本当。子役で人気が出てその後に転落って例を何度か見ているせいか、すくすく育ってくれて嬉しい親心。
 共演にクリストファー・ウォーケンとミッキー・ローク。もうこのふたりが出ている時点で心あたたまる映画じゃないとわかる。誰か死ぬ、なんなら全員死ぬぐらいの覚悟で観た方がいいぜ。
 そんな感じかな。

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