『ファイナル・デスティネーション』午後ロー予習ーション。

 九時二五分だよ、全員死亡! というわけで本日の午後ローはみんな大好き、大人気ホラーシリーズの第一作『ファイナル・デスティネーション』だよ。二〇〇〇年の作品。
 
 あらすじ
 主人公アレックスは、パリへの修学旅行へ向かう飛行機内で、乗機が爆発しクラスの全員が死亡する夢を見た。気が動転し錯乱するアレックス。とうとう彼は機から降ろされることに。アレックスと、彼の巻き添えで降ろされた生徒や引率教師らの眼前で、飛び立った飛行機が大爆発。結果、彼らは生き残った。だが、生存者である彼らは、ひとり、またひとりと奇妙な死を遂げていく。果たしてアレックスたちは死の運命から逃れられるのか。
 みたいな。
 
 当時は登場人物たちの斬新な死に方がとても話題になったよね。よくピタゴラスイッチが引き合いに出されていたなあ。理不尽なヒヤリハット事例集みたいな感じ。その話題性から本作は大人気となり、続編シリーズが五作目まで作られているよ。他にも当時のレンタルショップには『ファイナルデッドなんちゃら』みたいなタイトルの映画がずらずら並んでいたよね。それだけ人気が高かったシリーズだったってこと。
 監督はジェームズ・ウォン。本作の他にもシリーズ三作目の『ファイナル・デッドコースター』を監督したよ。他には……あの……あれ、世界的に人気の高い日本の漫画が原作の……あれだよあれ、わかるだろ? あれを監督したよ。今は元気してるかなあ。
 主演はデボン・サワとアリ・ラーター。精神的に不安定そうだったり不機嫌だったりするティーンの演技が上手いよね。アリ・ラーターは続編の『デッドコースター』にも登場しているよ。気になった人はチェックだ。
 あと、よくわからないけれどなぜか死の運命のことに詳しい葬儀屋役にトニー・トッドが出ている。格好いい。『キャンディマン』好き。
 
 ただ午後ロー放送版なので、色々とアレなシーンはアレしてあると思う。気になった方はぜひちゃんと観て欲しいよ。

 

 

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