『ブレイブワン』 午後ローを予習する。

 水曜は美女に迫る危機、ということで、本日の午後ローはジョディ・フォスター主演のサスペンス映画『ブレイブワン』。二〇〇七年の作品。未見。共演はテレンス・ハワード。
 犯罪被害者の女性が、銃を手にして、自ら犯罪者に裁きを下す。というプロット。内容的には、『狼よさらば』のようなヴィジランテムービーに分類されるのだろうか。典型的なそれらと若干違うのは、主人公が女性なところ。被害にあった女性本人が、直接手を下す点は『悪魔のえじき』のようなリベンジムービーに近いのかも知れない。まあこの手の分類の境界は曖昧だと思うので、はっきりさせる必要はない。
 ただ個人的には、話の筋的に、犯罪被害の部分と、その報復部分とのバランスが難しいジャンルだと思っている。被害が生々しすぎると、その時点で嫌悪感を抱く観客もいるだろうし、報復が過激すぎても同様である。本作がどのような均衡を見いだしたのか、楽しみである。
 キャストに、『プラネットテラーinグラインドハウス』のナヴィーン・アンドリュース。『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart3』でクララ役を演じていたメアリー・スティーンバージェンなど見知った名前も並んでいる。楽しみ。
 あと最近の『バットマン』ではキャットウーマン役を演じていたゾーイ・クラヴィッツの名前もあった。お父さんはレニー・クラヴィッツだったんですね。すげえ。高校生ぐらいの頃、CD買いました。サインしてください。
 
 なんの話?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?