MyPF(2021-03-05)
今週のポートフォリオの状況について記載します。
本記事は自身の投資のためにまとめたものであり、他者に株式売買等の投資を推奨することを目的としておりません。
1.損益率
VTI +1.99% に対し、MyPFは +0.72%(為替レート108.35円) と微増。先週に引き続き長期金利が上昇する中、小型グロースとNASDAQの下落を、金融や鉄などの素材株上昇が打ち消して VTI はプラスで引けています。全米株式全体を買う VTI は本当に安定感がありますね。私は、月曜日にベア型EFTでヘッジをしつつ、ロングポジションを木曜日に全降りしました。金曜日の引けまでに反発があってショートの利益が減っていますが、まだ握ったままです。
※背景色: イエローは新規購入、グレーは売却銘柄
2.上昇銘柄
新規購入した TZA(ラッセル2000 ベア3倍ETF)以外は上昇していません。月曜日にショートした理由は最近の相場が不安定であることに加えて、日足チャートのパターンが下落を予感させたからです。これは自分の経験から来る判断なので明確な根拠はないのですが、下落基調で長い下髭をつけたとき、もう一度、髭の先端をテストしに行くことが多くあるように思います。そのため下値テストなしで完全に反発する可能性は低いと感じてショートを行いました。下図は NIO のチャートですが、その他の個別もおおよそ似たような日足となっていました。
[ NIO の日足チャート]
3.下落銘柄
保有株すべてが下落しました。中でも SPCE はテストフライト同様、完全な行って来いになりました。夢株としてホールドするつもりでしたが含み益130%から 18% に落ち、さらに含み損になるまで付き合うつもりはないので売却したことに後悔はありません。さらに SPCE については会長の利確報道もありました。本来は12月〜2月のテストフライトを成功させたところで、インサイダー売りや増資を行いたかったのかもしれませんが、成功は当分先と見切りをつけたのではないかと想像します。その他の銘柄は特に問題なかったのですが、相場全体が沈んでいるため一旦外した格好です。
[SPCE会長-時価総額の3%相当の株式を売却]
4.来週の見通し
長期金利上昇が引き金になっているのかもしれませんが、個人的には ドル高の進行(108.40円)や原油高( 66.27ドル)が続いていることが気になります。金曜日は欧州市場がクローズした後から切り返しているので積極的なショートは恐怖感がありますが、オールドエコノミー以外は、もう一度、下を見に行く展開を想定しています。
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