【HUGノート】ぴっかぴかの泥団子ができるかな?
こんにちは。HUG for ALL代表のあややです。
2施設目の支援先では、この5月から月に1回の「あそびクエスト」が始まりました。支援日は13時~14時が「まなびクエスト」、14時半~16時が「あそびクエスト」というがっつりスケジュールです。今回は記念すべき「初あそびクエスト」の様子をレポートしたいと思います。
まずは急いで準備!
14時にまなびクエストが終わったら、子どもたちには少し外に遊びに行ってもらって、大急ぎであそびクエストの準備にかかります。初回ということもあって訪問HUGメンバー総動員です!
初めて見る「泥団子キット」にHUGメンバーも興味津々。「子どもたちといっしょに読んで進めてね~」と、同じ立場で取り組むことを再確認して、子どもたちが来るまでスタンバイ
それぞれのクエスト開始!
時間になると子どもたちがやってきて、担当のHUGメンバーといっしょに着席!「なにやるのー?」と言いながら、それぞれ泥団子キットに手を伸ばし始めます。今回は子ども1人に大人2〜3人で1チーム。チームにひとつ、泥団子キットを渡しています。
「大きな泥団子をつくりたい!」と子どもが素材を全部使うもよし。「みんなでつくろう!」と平等に分けるもよし。ちょっとずつ大人にも分けた上で、子どもがたくさん使うもよし。進め方は子どもやチームに一任して、私はみんなの取り組む様子にわくわくしながら見て回ります。
作る過程も作品も
この泥団子づくりは、大きく2つの楽しみ方のタイプがあります。とにかく泥団子自体をピカピカにすることにこだわるタイプと、泥団子自体のピカピカ度よりもそのあとのデコレーションを楽しむタイプ。
私は勝手に〇〇はピカピカタイプ、〇〇はデコタイプ…と予想していたのですが、正解率は半分以下でした(笑)。でも、こうやって子どもたちのことを知っていくことがうれしいなぁと思います。
そんなこんなで子どもたち&HUGメンバーたちの作品群はこちら!
ピカピカにこだわったのはなんと高学年女子1名のみ。つるつるの泥団子を自分好みにデコレーションすることを楽しんでいる子が多かったのはちょっと意外な展開でした。
あれ?泥団子…ではない?!
でも今回一番想定外だったのは、小4のみさきちゃん(仮名)の作品です。いつのまにか泥団子とは違う不思議な物体が…!?
実はみさきちゃん、この日は「まなびクエスト」の時間から、可愛がっているカナヘビを連れてきていました。「ここはつるつるなんだよ」「足の指がすごいんだよ」と、いろんなことを教えてくれて、まるでカナヘビ博士。
あそびクエストのときにももちろんカナヘビ同伴。泥団子の隣の小さな洞窟のような作品をよくよく見ると…!なかにカナヘビくんが居心地良さそうにおさまってました!!!
泥団子を作る傍ら、カナヘビのためのおうちを作っていたみさきちゃん。そんな優しさになんだかほっこり。実は爬虫類が少し怖かった私ですが、みさきちゃんのおかげで初めてカナヘビに触ることもできました!
子どもたちの興味関心の赴くままに、いろんな展開を楽しめるのが「あそびクエスト」のおもしろさ。次のあそびクエストではどんな子どもたちの姿が見られるのか、いまからとても楽しみです!
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