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「僕の親友が恋をした」製作裏話 #1

う〜ん

さて、次の曲の構想だが、全く考えていなかった。でも12月ということでクリスマスソングなるものを作ってみようかなと思った。このとき、去年は確か「なみだの訳」を発表していたなと聴いてみることにした。

今はもうちょっとうまくできるかなと曲のアラが見えたことは置いておくことにして、ストーリーに注目した。
う〜ん、ちょっとうまく行き過ぎではないかなぁ。男の子の方は初めて人を好きになったということは初恋、女の子の方は引っ込み思案な方。これでいきなりうまくのはちょっと都合が良すぎる。去年「なみだの訳」を作るときに二人からの猛烈なプッシュにより、創造主権限でくっつけてあげたけれど、ちょっと強引だったかなと反省。それではどうしよう。

ということでこの二人の恋を応援する第三者がいたらいいのではと思い、その路線でお話を作ることにした。去年、おんなじことを考えていたメモがあったが、曲が長くなるのでその部分はカットしていた。今回それで一曲作ってみることにしようと決心する。そのときツイッターでいいアイデアが浮かんだと呟いたら、たくさんのいいねをいただいた。曲製作の背中を押してもらったようで嬉しかった。

細かく

このときに男の子の設定があんまり細かくなかった。めがねの君の方はそれなりに詰めているのだが男の子のの方はぼんやりだ。「めがねの奥」では、人気者で男女問わず好かれる好青年というのはある。「君のひとみ」でこの恋が初恋のような感じであるから、野球部のエースで生徒会長でファンクラブがある人気者の男子ということにした。(これからこの彼を「親友」と呼ぶことにしよう。)

これだけの実力は持ちながらも鼻にかけることなく、素直で明るい。なんだか理想の男子っぽい。まあこれぐらいしておけば男子からも女子からも好かれるだろう。そんなハイスペックな彼の友達として今回「僕の親友が恋をした」の僕の登場。特に成績が良いわけではなく、部活で活躍するわけでもない。勉強も親友に教わるぐらいいつもお世話になっている。(これからは「僕」と呼ぼう。)

この僕が唯一親友に勝てることと言ったら、恋愛感情。まあ普通の人並みの恋愛感情ぐらいなのだが、親友は全く恋を知らない。それに対して一から教えていく。こんな設定ができた。しかしこんなに設定を細かくすると、一曲で収まらないことに気づいた。どうしよう?(^^;)


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