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「ひまわりの夏」制作裏話 #5(最終回)

アレンジ

お話が決まったらあとはそのお話のイメージに近いアレンジをするだけなのだが、ここがなかなか難しい。いろいろ入れてみたのだけれど、やっぱりちょっと違う感じがする。今回はシンセを入れるというよりも、生楽器の方がいいような気がして来た。

まあ実際はソフトウエア音源なので生楽器ではないのだけれど、オルガンを入れたあたりからそんな風に思えて来た。とはいえできる限りの事はしておいた方がいいだろう。ということでいろいろやったけれど、やっぱり一番はじめのイメージに近く、少しだけ楽器を添える感じの方が良かった。

テレビで歌番組を見ていたら、とても少ない構成ででもしっかりと聴かせる伴奏をしていた。少ない楽器構成よりもたくさんのトラックを使った大構成の方が勝手に偉いと思っていたけれどそうじゃないんだなぁって思わせてくれた。大がかりな構成も小さな楽器構成もその曲にあった構成を自由に使いこなせるようになりたいなと思った。まだまだ音楽の道は先が長くて飽きさせませんねぇ。

ぎりぎり

仕事が忙しかったり、プライベートでも忙しかったりとなかなか時間が取れなかった。イラストをお借りしておいて、出せないなんてことにならなかったのは本当によかった。今回イラストの力か、みなさんにたくさん再生してもらっている。なんとかイラストの世界を曲にすることができた。

なんとかボカウォッチ2022夏に参加できたのはよかった。同じイラストで違う世界を広げているボカロPさんもいて、なるほどなるほどと興味深かった。今回はいろいろな人に感謝しながらの作曲になった。みなさんありがとうございます。一番感謝したいのはやはり聴いてくれたみなさんだ。本当に感謝でいっぱいです。(^^)


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