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「視線は平行線」製作裏話 #5(最終話)

だんだん

曲が出来上がってくる途中というのはとても楽しい。色んなことをやっていて、これはどうかあれはどうかといろいろ考える。それが実を結ぶのは楽しい。今回もストーリーと曲が少しずつ出来上がっていく過程を楽しんでいた。

そこでふとこれはバレンタイン応援ソングだったことを思い出す。ん?これは応援しているのか?と自問自答した。何か加えたい、それならば掛け声などどうだろう。ということで間奏の「ハイ!」を入れて見ることにした。

まあ初めのミクちゃん棒読みなんですよね。そこは「応援なんで気持ちを込めて。」と言ってもいまいちわからない様子。微妙に音程変えたりピッチをいじったりしてできました。これはミクちゃんと私の努力の結晶なのです。かなり時間がかかったけれどできました。
これでもちょっと物足りないので、大サビに行く前「いっくよ〜」を入れる。お〜、なんだか応援してもらった感が強くなる。よしこれで掛け声は完成だ。

相変わらず月末になると時間との戦いになる。ミクちゃんに歌い方を指示して、各パートのバランスを取る。ミックスというもので仕上げていく。いつも何で聴いてくれるかで悩む。まずはいつも使っているヘッドホンでいい感じにする。Macでイヤホンで聴いてみる。ちょっと低音が弱く聴こえる。それを直してiPhoneに移して聴いてみる。どのイヤホンやスピーカーでもそんなに印象変わらず聴けるかなというところで落ち着く。後は出力して音声ファイルにする。ふう、曲の完成だ。

MV作成

もうあまり日数は残っていない、いつもMV作成は時間との戦いになる。イラストは描けないので写真にする。今回は数学の図形の問題が絡んでいるからそれを使おう。しかしなんとなくしか覚えていない。しかしインターネット先生に「中学数学」「図形」「ねじれの位置」など検索してなんとなく問題を眺める。それで、似たような問題を作りました。けっこういい問題ができた。

しかしこの女の子は数学そんなに好きではないので、授業中上の空でいたずら書きもするだろう。ということでいたずら書きを鉛筆で書き足してみた。なかなかいいんじゃないか。そのあと三角形やら四角形が出てくる歌詞があったのでAviutlで探してみる。そうするとありましたありました。図形を書くことができるのですね。今まで円を使っていたからわかって当たり前なのですが、忘れていました。まあそれでMVが完成します。

通して見ると前回の「ワガママ魔法使い」とは違うなかなかポップな感じが出たのではないかと自画自賛した。誰も褒めてくれないのなら、自分は褒めてあげよう。こんなにもいろいろ考え苦悩し力を使った作品だ。褒めてもいいじゃないか。最後に動画などをアップロードして聴いてもらう準備をして公開を待つ。聴いてくれた人のリアクションには本当に感謝だ。いいねをいただいたり、コメント書き込んでくれたりと本当に感謝だ。こんなに楽しいんだから、やっぱり曲作りはやめられないなぁ。こんな曲に仕上がりました。よかったら聴いてください。(^^)


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