もう直ぐ咲きそうなここのシャクヤク。 午後は天気が崩れるからまだ先かな。 ゆっくりととてもゆっくりと花開く。 時の進み方が違うようだ。

まん丸のシャクヤクの蕾にありが登ってきてた。 ここまできたのは蜜のため？ まだ咲いていないので早とちりだね。 でもおかげで君に逢えたかな。

畑にネギ坊主を見つけた。 実は小さな花がたくさん集まっている。 ツンツンと出ているのでわかる。 そうここは一つの世界なのだ。

昨日の雨が嘘のように晴れた。 朝仕事に行くときに、シランの脇を通った。 キラキラとした雫をまとい輝いていた。 誰に見せるでもなく輝いていた。

クリスマスローズが新しい葉の下で色を失っていた。 雨を避けるように葉っぱの下にいた。 寒い時から出てきてくれてありがとう。 次に命をつないでいくんだね。

エビネが咲いた。 仕事でよくいくところの近くのお宅の庭に咲いている。 今日ここ通ったので逢わせてもらった。 山では逢えずに街で逢えるんだね。

うっかりしていた。ブルーベリーの花が咲いている。 お散歩途中のお宅に咲いているのを見逃していた。 以前実を少しだけいただいたことがある。 酸っぱいけれど甘くておいし実だ。

夕陽に向かって一直線に伸びる線。 空が暗くなってきたが、お日様を反射して真っ白に見える。 何かを貫いていくその姿は、 とても心強いと感じた。

いたいたシバザクラ。ここはシバザクラがたくさんいるところ。 道にも飛び出さんばかりに咲いている。 少し前パラパラと咲きだしたなと思ったら、あっという間に道に広がってきた。 元気な君がとてもまぶしいよ。

この間つぼみが出ていたシラン、 少し寄り道して行ったら咲いてた咲いてた。 雲の隙間からお日様がさして、 気持ちいいと言っているみたい。

もうそろそろと思っていたら、見つけた見つけた。 ナガミノヒナゲシだ。 ポピーと同じ仲間で、外国からやってきた。 祖国の話でもしてくれないか。

以前藪から咲いていたチューリップの蕾を見つけた。 その一つが咲いていた。 ほんのり赤色を持つ真っ白なチューリップ。 ただ頬を赤らめているだけかい？