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逢花行

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大自然ではなく身近な自然のお花の写真を載せています。山に行かなくても街はお花に満ちていますよ。
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2023年11月の記事一覧

街の街路樹もずいぶん赤くなった。
風が強いせいか飛ばされるものも多い。
少し嫌だなと思い上を見上げると、
空の青さに心が晴れた。

風月  hugetu
7か月前

ケヤキの木が街灯に照らされていた。
通り過ぎてふと後ろを見ると、
別の顔をしていた。
深く、黒く色づいていた。

風月  hugetu
7か月前

雨が降っていた。
静かに細かい雨だった。
冷たい雨は君揺らすことなく、
そっと舞い降りてきた。

風月  hugetu
7か月前

足跡が交わっている。
一人と一羽。
実際は時がずれているのだろうけれど、
なにか近くに感じた。

風月  hugetu
7か月前
1

街路樹のケヤキが色づいた。
毎年たくさんの落ち葉を落とす。
まだ枝について風になびいていた。
冷たい風に飛ばされないように。

風月  hugetu
7か月前
1

ミニトマトの花を見つけた。
もうすぐ霜が降りるというのに咲いていた。
お日様が弱くて実になることはできない。
だから君のこと覚えておくね。

風月  hugetu
7か月前
2

これはサクラの木。 ソメイヨシノは落葉が早い。 葉っぱの向こうの青空と赤い紅葉が、 どちらもよく似合うなぁ。

用事を済ましている時に、大きなビワの木の前を通った。
ん?もう咲いている? よく見たら咲いていた。
ふわふわでモコモコの小さな花たちは、冬の始まりを告げる花。
もう少し待ってくれてもいいんじゃない?

風月  hugetu
7か月前
1

あちこちでキクが咲いていきた。
ここのキクはちょっと赤い。
ほんのり頬染めたように、
にっこり笑ってくれた。

風月  hugetu
7か月前

しばらく留守にしている間にキクが満開近くになっていた。
ここは真っ白なキクが咲き乱れている。
あちこちで満面の笑顔を見せているがもうすぐ終わってしまう。
今年も花の季節が終わってしまう。

風月  hugetu
7か月前
1

仕事の移動中草むらの中に色を見つけた。
赤いので足を止めるとバラだった。
何でこんなところで咲いているのと思ったけれど、
ただ頑張れとだけ伝えてきた。

風月  hugetu
7か月前

もう終わったと思ったけれど、ここで咲いていたんだ。
ちょっとすきまを狙ってオレンジ色のじゅうたんになっているキバナコスモス。
日本の秋を彩るけれど、外来種なので外国から来ました。
ありがとう日本に馴染んで毎年咲いてくれて。

風月  hugetu
7か月前

公園を歩いていたら、隅っこのツワブキがもう咲いていた。
晩秋から冬にかけて咲き出す。
もう晩秋になるというのだろうか?
少し暑いとぼやいているかもしれない。

風月  hugetu
7か月前

あちこちでキクが咲いて来た。 秋の終わりを告げに来たのだ。 それでもそのまま冬でも残ってくれて、 色を私たちに見せてくれる。