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逢花行

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大自然ではなく身近な自然のお花の写真を載せています。山に行かなくても街はお花に満ちていますよ。
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東京に行ってきた。そこで街路樹のように立っているメタセコイヤ。
針葉樹のように見えるが全て落葉する。
進化する前の生ける化石である。私たち人類よりももっと先輩である。
私たちの世をどう見ているのだろうか。

風月  hugetu
4か月前

空き地の木の下に落ち葉が溜まっていた。
そこにまんまるに固まったカタバミの葉っぱがあった。
風を防ぐために固まったのだろうか。
かわいらしいその姿に思わず微笑んでしまった。

風月  hugetu
4か月前

冬でも南国の海の近くでは咲くというツワブキ。
ここはとってもあったかいのか咲いていた。
少ししゃがんで見るとやっぱり暖かい。
お日様燦々に浴びて暖かい。

風月  hugetu
4か月前

朝晩すごく冷えるようになってきた。
マツバボタンの花も少しずつ枯れてきた。
色を残しながら枯れてくれるのは、
まだ何か気持ちを伝えたいの?

風月  hugetu
4か月前
2

少し前に咲いていたヤツデの花が終わってしまった。
それでも白い花のぼんぼんはそのまま残っている。
色を失うこの季節に、とてもよく目立つ。
寒さが染み入るこのときにありがたいと思う。

風月  hugetu
5か月前
1

サルビアのシモバシラ現象で霜の花が咲いていた。
根は水を吸い上げているが、上は枯れているので水分が寒さで茎を破って出てくる。
暖かいところの草花と寒い気候が合ったときにできる。
ただお日様が昇ると何もなかったかのように消えてしまう。

風月  hugetu
5か月前

生垣の下の方でちらっと見えた淡い色。 淡乙女(ウスオトメ)というツバキだ。 寒い中でもう咲いちゃうと、春を待たずに咲き終わってしまうよ。 ゆっくり寒い中で花開いておくれ。

道の分離帯にシャリンバイの実を見つけた。
真っ黒の波とは反対の真っ白な花を咲かせる。
GWの暑い頃に咲き出す。
花を懐かしく思い、先の花を楽しみにしておこう。

風月  hugetu
5か月前
1

朝早く公園の前を通った。
朝日がちょうど当たる時に色が見えた。
バラだ。まだ咲いている。これから枯れてしまうのだろうが、
聖なる夜まで咲いていてはくれないだろうか。

風月  hugetu
5か月前

ミニスイセンの葉っぱを見ていたら、一つだけ輝いていた。
そう、もう蕾が上がってきている。
寒い中でも背を伸ばす姿は、
曲がった背中を伸ばしてくれる。

風月  hugetu
5か月前
1

これから蕾を上げてきたラベンダー。
寒い中咲くラベンダーがあるよとは聞いていたが、
目の前にするのは初めてだ。
つい長く足を止めてしまった。

風月  hugetu
5か月前

もう色がいよいよなくなってきた。
遠くの方で赤紫色が見えた。
なんだろうと思ったらボウズバナだった。
君はどうしていつも笑顔なんだい。

風月  hugetu
5か月前
1

マリーゴールドの花壇に少し色がある。
もう花は終わり枯れている。
何も言わず立つその姿に、
僕は少し勇気をもらった。

風月  hugetu
5か月前
1

庭先のキクを眺めていたら、 どうぞと言われたのでいただいてしまった。 何もないテーブルに飾ってみると、 悪くないとつい眺めてしまった。